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日印産連「2017地域連携事業検討シンポジウム」を開催② 「バリィさん」&「ONE SAMURAI JAPAN」 


【2017年3月9日】「2017地域連携事業検討シンポジウム[東京]注目!地域ブランド戦略最前線 ~日本の地域おこしをリードする印刷産業~」が3月6日、東京都中央区新富の日本印刷会館で開催された。主催は日本印刷産業連合会(日印産連)価値創出委員会。

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基調講演「これからの地域ブランド戦略と印刷産業」に引き続き、シンポジウム 地域連携とブランディング事例発表が行われ、各地域で地域ブランディングを行っている印刷会社が登壇し報告した。

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「ゆるキャラビジネスへの挑戦“いまばり バリィさん”」

「ゆるキャラビジネスへの挑戦“いまばり バリィさん”」
第一印刷 代表取締役社長 西原孝太郎氏

日印産連地域シンポジウム 086

今治市のご当地キャラクターのバリィさんは「ゆるキャラグランプリ」で1位となり、Twitterのフォロワーが20万人に迫る人気を誇る。
もともとは当社が今治観光協会向けにデザインしたサイト用のキャラだった。

社内からかわいいから、ホームページだけではもったいないという声が上がり、2009年8月からキャラクター商品を発売した。
しかし、当時はブランディングなどについてまったく知らず、どこもグッズを置いてくれず在庫の山から始まった。

日印産連地域シンポジウム 090

そこでブログやTwitterなどを始めたが、最初は社内の風あたりも厳しかった。
「半分遊びなので、大赤字出さない程度に頑張ろう」というのが当時の気持ちだった。

ただ、そのままでは広がりがないので、毎月バリィさんが描かれたポスターカレンダーを無料配布するなどでPR。
また、無料で活用できるSNSを開設し、今治弁を緩くしゃべるキャラクターとして有名になっていった。

日印産連地域シンポジウム 105

グッズの販売エリアは愛媛、限定品は今治のみの販売し、その店だけの限定品という商品も多くつくった。
基本的には「今治市をPRする。愛媛・今治に足を運んでもらうことが目的」「今治のことでなければ使わない」というルールで活動している。

第一印刷サイト

バリィさん

 

「地域連携ポップカルチャー事業 ONE SAMURAI JAPAN」

「地域連携ポップカルチャー事業 ONE SAMURAI JAPAN
一心社 代表取締役社長 浦久保康裕氏

日印産連地域シンポジウム 108

「ONE SAMURAI JAPAN」は印刷会社7社とともに行っており、日本各地の武将を現代風のイラストにして展開する事業。
サムライのキャラクターというPOPカルチャーを軸にしているが、キャラクターを売り出すものではなく、このキャラから地域の歴史に誘導することが目的で、印刷業界の共創ネットワークを使った事業でもある。

今後、日本とその近隣諸国では、冬の五輪やラグビーW杯、東京五輪など、欧米からの観光客が多く来る。

訪日する欧米からの外国人がターゲットで、彼らは
①ポップカルチャー好き
②侍、忍者が大好き
③日本文化にも興味がある
④日本の生活を体験・楽しみたい
という特徴がある。

目指すのは「インバウンド×手段・手法×全国の印刷会社」で、この地域活性事業は日本版DMO(Destination Management Organization:デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション)となるもの。

日印産連地域シンポジウム 113

地域の印刷会社のネットワークを活用して「WORLD SAMURAI合戦」などのイベントなどもしていく。
合同プロジェクトも可能なので、参加したい印刷会社は声をかけてほしい。

一心社サイト

ONE SAMURAI JAPAN

 

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