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京セラ ラベル印刷対応の新UVインクジェットプリントヘッドを開発 高精細と生産性を両立 5月から発売

【2025年3月2日】京セラは、ラベル印刷など幅広い用途に対応するインクジェットプリントヘッドで、独自の流路設計技術により高精細な出力と高い生産性を両立したUVインク対応の循環型ヘッド「KJ4A-EX1200-RC」を開発し、5月から発売する。

「KJ4A-EX1200-RC」は、サイズは幅200.0mm、奥行55.5mm、高さ79.15mm。印刷速度は81.3m/min、解像度は1200dpi、有効印刷幅は108.27mm、最大駆動周波数は64kHz。液滴量は最大4.0pL、最小2.0pLで、UVインクに対応する。生産拠点は鹿児島国分工場。

同製品は、独自のノズル近傍循環機構により、均一な温度管理とインク成分の沈降を抑え、安定した印刷を実現する。ヘッドクリーニングなどのメンテナンスを減らし、水冷仕様により連続印刷と品質の安定性を確保できる。

また、解像度1200dpiと高い駆動周波数で、従来の600dpiヘッドと比べ出力速度が向上し、高精細と生産性を両立する。さらに、独自の一体型ピエゾアクチュエータ(幅116mm、奥行34mm、厚み0.04mm)を採用し、ヘッド内の画質を均一化した。

開発の背景には、デジタル印刷の需要拡大がある。
画像データから必要な数量を即座に印刷でき、版洗浄時の廃液が発生しない利点から、紙だけでなく衣服、ラベル、食品包装、住宅建材など多様な用途で利用されている。インクの多様化に伴い、高速、高画質、高耐久性、多様なインク対応が求められ、特にラベル印刷では微細な文字や滑らかな階調表現、液滴量の最適化、高速化への対応が重視されてきた。
京セラのヘッドは、耐久性により長期間の連続印刷を安定させ、オペレーターの負荷軽減と省人化を促進する。

京セラは、本製品を通じて印刷のデジタル化を推進し、地球環境の持続可能性向上に貢献する方針という。

 

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