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エプソン販売 同社初のDTF専用プリンタ「C-G6050」を発売 自動メンテナンス機能が充実で省力化&工数削減

【2025年1月25日】エプソン販売は4月から、同社初の Direct to Film(DTF)専用プリンタ「C-G6050」を発売する。

DTF(Direct to Film)は、近年ウェアプリント・グッズ市場で注目されているプリント技術。専用フィルムへ直接印刷し、ホットメルトパウダーを塗布して熱乾燥させた後、熱圧着でTシャツなどの生地へ転写できる。綿、ナイロン、ポリエステルなど幅広い素材へ対応し、フルカラーでプリントが可能。

「SC-G6050」は、自動メンテナンス機能を搭載し、従来品では毎日必要だったマニュアルメンテナンスが不要で安定稼働に貢献する。用途に合わせて選べるプリントモード搭載により、効率的に工程を進められる。

自動メンテナンスでは、プリントヘッドを清潔に保つために必要な「吸引キャップ」に、自動クリーニング機能を搭載。またロール式の布製ワイパーを搭載し、常に新しい布でプリントヘッドを拭きとるため、毎日の部品清掃が不要。
さらに、ホワイトインクの自動循環システムでインク詰まりを防ぐなど、充実した自動メンテナンス機能により、メンテナンス工数を大幅削減しながら安定稼働を実現する。

プリントモードは、標準モード(600×600dpi、白/カラー2 層モード)が5.6㎡/h、グラフィック T シャツやトートバッグ制作向きの高画質モード(1200×600dpi、白/カラー2 層モード)が3.4㎡/h 。
Direct to Film ならではの鮮やかな発色と、短納期でも安心して作業が進行できる生産性を兼ね備えているという。

このほか、インク交換回数を抑える 1.6L の大容量インクパックや、パネルで操作するオートカッター機能を搭載。コンパクトな筐体に加え、前面給紙・排紙のフロントオペレーションでプリンタの背面にスペースをとる必要がないため、作業スペースを広く確保できる。
価格は、2,280,000円。

 

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