【2026年6月4日】「FOOMA JAPAN 2026」が6月2日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
開催は明日5日まで。

同展示会は、食品機械・装置や関連機器、サービスなどの総合展。食品製造機器はもちろん、包装機器や充填機器なども展示されている。
テーマは「The Shift is On.」で、過去最多となる1,056社(新規出展社131社を含む)が出展し、期間中に約11万人の来場を見込む。
プリント&プロモーションでは、同展についてプリンティング関連の資機材を中心にレポートする。
マスターマインドは、自社の可食プリンタを展示している。
メイン展示「MMP-560Li」は、食品に直接印字できる工場向け大量生産用のインライン型可食フードプリンタ。 ベルトコンベアを搭載した高速連続印刷モデルで、クッキーやせんべいなどへのプリントで活用されている。
最大出力速度は毎分40mで、5cm大の素材であれば最大約660個/分 の処理が可能。今回はカメラとロボットアームを連動し、動物などの異形の食材の位置を修正し、等間隔に並べ直しながらプリントするイメージを実演した。
ユニオンケミカーは可食インクで知られる会社。今回はハンディープリンタの中でも最も小型の「ハンディーペン」を出品している。スマホにダウンロードした専用アプリから操作することで、なぞるだけで文字を出力できる。同社ではラテアートなどでの採用を見込む。
可食インクでは、卵やかまぼこなど水分があるものでも印字できるタイプが人気という。
担当者は「普通は出汁などが入っているとインクは落ちるが、このタイプではそれがない。焼き印のような表現をプリンタで再現でき、サンプル製作などにも向いている」と話す。
ニューマインドも、可食インクを使ったプリンタを実演。
「NE-55MACH」は、食品向けのインライン対応高速可食プリンタ。お菓子はもちろん、玉子焼きやかまぼこなどの食品に直接フルカラー出力できる。最大出力速度は45m/分。すでに複数社へ導入されている。
「NE-420FⅡ」は、食品工場や中規模生産向けの卓上型高速フラットベッドフードプリンタ。可食インクを使ってクッキーやどら焼きなどのお菓子にフルカラープリントが可能。
最大出力サイズは420×420㎜、最大出力厚は90㎜、速度は最大サイズ約58秒〜1分。
このほか、出力サイズや機能が異なる「NE-300H」「NE-200H」、ラテアートプリンタ「NE-104FH」、可食シートプリンタ「NE-230MS」なども展示した。

日本テクノロジーソリューションは、シュリンクフィルム包装機「トルネード」とシュリンクフィルム挿入装置「スパイラル」を紹介。少量から中量生産でのシュリンクラベル装着の自動化をアピールした。

印刷会社では大阪シーリング印刷が、自社開発のシール・ラベル製品を多数出品。
新製品の「ツリーループサーマルバンド」は、パルプ製造の際に出される廃液「黒液」をアップサイクルしたもの。原料由来のクリーム色は、自然由来の製品に合うものでオーガニックコットンや有機野菜などでの採用を想定する。
同じく新製品の「ペーパックサーマルバンド」は、プラスチックを不使用で、サーマル印字対応+ヒートシールで結束できる紙製結束バンド。インクリボン不要で印字コストを削減し、強固に結束できる。
「モノマテリアルラベル」は、PET容器と同一素材のポリエステル系粘着剤を使用したフィルムラベル。容器のリサイクル時に剥がさず再生できる。
このほか、参考出品では筆記・印刷可能な「糊付きサーマルレジロール」なども出品した。
北四国グラビアが「省ナフサパッケージつくります」のキャッチーなテーマで、自社製造のパッケージを紹介し、多くの来場者を集めていた。
FOOMA JAPAN 2026
https://www.foomajapan.jp
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