【2016年3月8日】ミマキエンジニアリングは4月、LED-UV 硬化インクジェットプリンタ「UJV55-320」を発売する。
「UJV55-320」は出力幅が3.2m、高速モード(300×600dpi 4Pass バナープリント時)で60 ㎡/h の生産性があり、ロール・ツー・ロールタイプで効率的な生産と巻き取りが行える。
インクはCMYKに加え、ホワイト、ライトシアン、ライトマゼンタの7 色を搭載可能。ホワイトインクは、透明メディアへのプリントやカラーとの2 層、3 層の積層プリントが可能で、意匠性の高いプリントができる。
ライトシアン、ライトマゼンタインクは淡色時の粒状感やグラデーションのトーンジャンプを抑制し、美しいプリントを実現。ホワイトインクを使ったウィンドウサイン、UV2層、3層プリント、内照式看板などさまざまな用途に対応する。
「確認用LEDライト」を標準装備し、プリント中に照明を当て、巻き取る前に施工する状態に近い形で確認できる。
これにより、プリントミスや、データ不良などの不具合が発生した場合、プリントを停止し、メディアの無駄を最小限に抑えられる。
Twin ロールプリント機能では3.2m 幅の広い出力幅を活かし、2 本のメディア(210mm~1,524mm)に同時プリントが可能。2 つの異なる仕事を同時にこなせ、高い生産性を持つ。
このほか、横シマを防止する「MAPS4(Mimaki Advanced Pass System 4)」や、インクを球状に近い状態で飛ばし高い着弾精度を持たせる「波形コントロール」など品質を向上させる機能を搭載している。
外形寸法は410(W)×995(D)×1、440(H)mm、重量910kg(インク供給ユニットを含む)。価格は950万円(税別)。
同社では年間販売目標を全世界で150 台としている。
問い合わせはミマキエンジニアリンググローバルマーケティング部(☎0268-64-2281)まで。
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