【2022年11月22日】日本HPはこのほど、大量印刷向けインクジェット輪転印刷機「HP PageWide Web Press T485 HD」の発売と、「HP PageWide Web Press T250 HD」の機能強化などを発表した。
今年9月に発表した「HP PageWide Advantage 2200」に加え、同機の追加でラインアップが強化され、出版、ダイレクトメール、商業印刷のユーザーに、オフセット水準の印刷品質と生産性を提供できるという。
用途は、商業印刷やダイレクトメール、出版、トランザクション印刷など。
搭載している「HP Brilliantインク」は、より広く鮮やかな色域を生み出し、コート紙や上質紙のオフセット印刷メディアに直接印刷できる。
印刷速度は、モノクロおよびカラーのパフォーマンスモードで最高244m/分の印刷に対応。生産性の高いインクジェット印刷で、フルカラーで毎時40万ページ超を安定した品質で印刷する。
幅1,067mm(42インチ)までの用紙幅に対応し、多種多様なメディアやフォーマットを使って幅広い用途に使用できる。これにより、ユーザーのビジネスの成長や新たな用途を開拓できるという。
これらから、用途には従来のダイレクトメールや書籍の他、チラシやパンフレット、宛先印字広告、ポスター、バナー、会報、雑誌、カタログ、新聞などを想定している。
「HP PageWide Web Press T250 HD」は、244m/分のモノクロ印刷モードの採用により、モノクロ印刷用途で60%生産性が向上。
毎月9,000万ページ、A6サイズであればブックブロックを毎時2,500冊印刷可能となる。
さらにHPのSmartStream Elite-DTプリントサーバーを拡張。
同サーバーは、ダイレクトメールやトランザクション用途の印刷生産ニーズ支援のために開発された「HP SmartStream Eliteプリントサーバー」シリーズを拡張したもの。
IPDS形式のコンテンツを印刷機に配信し、AFP、PDF、PostScriptのファイル形式にサポートを広げ、拡張された新機能でHP PageWide製品ポートフォリオの能力をさらに強化するデジタルフロントエンドとなる。
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