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ブラザー　業務用刺しゅうミシン「PR1060W」を発売　ワッペン量産を効率化するマトリックスコピー機能を初搭載

【2025年8月29日】ブラザー販売は、1頭10針の業務用刺しゅうミシン「PR1060W」を9月3日に発売する。

新製品は、同社の業務用刺しゅうミシンとして初めて「マトリックスコピー機能」を搭載。液晶画面でアイコンをタッチするだけで刺しゅうデータを縦横に自動配置でき、ワッペンの量産や連続柄の作成を効率化する。

また、搭載カメラにより刺しゅう生地を大画面液晶に表示し、データと重ねて仕上がりイメージを確認できる「ライブカメラ機能」を装備。さらに、作業者の誤操作を防ぐ「管理者ロック」や、ズボンの裾など筒状部分への対応を可能にする「筒物用テーブル」を標準装備した。

同社は「PR1060W」の投入により、店舗での名入れ・ロゴ刺しゅうサービスの作業効率化と業務用市場の拡大を狙う。
希望小売価格は172万7,000円（税込み）。

併せて、10月には高度な刺しゅうデータ制作に対応する新ソフト「BE EMBROIDERY STUDIO」を発売予定。グラフィックデザインソフト「CorelDRAW」を統合し、ロゴや文字のデザインを自由に作成し刺しゅうデータへ変換できる。