アサヒ飲料　「三ツ矢サイダー」で再生PET樹脂100%のPETボトル使用　10月からテスト開始

【2021年9月14日】アサヒ飲料は10月から、「三ツ矢サイダー」PET500mlのボトルにメカニカルリサイクルによる再生PET樹脂を100%使用した素材を一部の商品でテスト展開する。
また、今後はテスト展開の結果を検証し、使用の拡大を検討していく。

同社では、持続可能な容器包装の実現に向けた目標「容器包装2030」で、2030年までに、プラスチック製容器包装（PETボトル、ラベル、キャップ、プラスチックボトル）の全重量の60%にリサイクルPET、植物由来の環境配慮素材などを使用する目標を掲げている。

同社は、持続可能な社会・環境への実現を目指し、「新たな資源を極力使わない」「温室効果ガスを極力排出しない」「使ったものを有効活用する」の考えのもと、環境に対する負荷低減に取り組んでいる。
その取り組みの一つとして、持続可能な容器包装の実現に向けてリサイクル素材を2019年7月より、「カルピスウォーター」など乳性飲料の一部で採用。「三ツ矢」ブランドや「ウィルキンソン」ブランドなどボトルの耐圧性が要求される炭酸飲料の一部商品まで拡大している。