【2019年12月10日】印刷会社の技光堂と、ビジネスデザイン会社のkenmaはこのほど、光を透過する機能を持ち合わせた金属調印刷技術を活用したインターフェイス事業「METALFACE(メタルフェイス)」の新技術を発表した。
発表は、「高機能素材week2019 第8回高機能プラスチック展」への展示の中で行われた。
「METALFACE」は、透明な樹脂表面に対して、本物の金属の様に見え、光を透過する機能を持ち合わせた形で印刷できる世界で唯一の印刷技術(特許申請中)。
2019年5月のローンチ以降、国内外の製造業やIT関連企業を中心に、数多くの引き合いがあり、製品化を含めた共同開発を進めてきたという。
開発当初は、「平面印刷」、「樹脂(PET・PC)素材」への対応のみだったが、今は耐候性が高く強度が強いアクリルや硝子素材に対応。新たに以下のことができるようになった。
①立体成型(真空成型、インサート成形)
②新素材への対応(アクリル、硝子)
③発光色のバリエーションの増加の①立体成型(真空成型、インサート成形)
「立体成型(真空成型、インサート成形)」は、メタルフェイス印刷後に、真空成型やインサート成形などの加工を加えることで、立体成型するもの。
「新素材への対応(アクリル、硝子)」では、アクリルと硝子素材へのメタルフェイス印刷を実現。耐久性が必要な家電やディスプレイ、建築・内装、家電やスマートフォンなどでの活用が期待される。
「発光色のバリエーション」は、従来プロダクトの光源と同一色のみだったものを、メタルフェイスとカラー印刷を組みあわせることで自在な発色を可能にした。
「METALFACE」詳細
https://www.metalface.tokyo/
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