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凸版印刷 世界初デジタル印刷機向け「レトルトパウチ用フィルム」を開発 「HP Indigo」対応商品


【2017年9月24日】凸版印刷はこのほど、デジタル印刷機向けでは世界で初となる、レトルト包材向けの透明バリアフィルム「GL FILMデジタル印刷グレード」を開発。9月下旬から提供を開始する。

新製品は世界最高水準のバリア性能を持つGL BARRIER(ジーエルバリア)」のシリーズ商品。今回の開発はHP Inc.(HP)の協力で行われたもので、同社の「HP Indigo」での印刷に対応している。

レトルトパウチは、軟包装の中でも熱湯での温めや冷凍庫などでの保管といった厳しい条件での使用が求められるため、デジタル印刷機のインクやトナーとの相性の問題もあり、従来はグラビア印刷が使用されるケースがほとんどだった。

「GL FILMデジタル印刷グレード」は、この問題を解決しデジタル印刷機に対応した上、透明バリアフィルムでは困難とされていた、レトルト殺菌後の酸素バリア性および水蒸気バリア性を保ち、小ロット・多品種なパッケージの提供を実現する。

同社では、レトルトパウチ食品向けに、国内外の市場に向け提供を開始。
流通・メーカー企業は、「GL FILMデジタル印刷グレード」によるパッケージの導入で、生活者の多様化するニーズに対応した高付加価値商品の提供が可能になるという。

凸版印刷は「GL FILM デジタル印刷グレード」を、食品業界はもちろん、高温多湿化での耐久性が求められる医療医薬や産業資材分野向けにも展開していく予定。透明バリアフィルム事業全体で2020年度に約1,300億円の売上を目指す。

なお、同製品は、2017年9月25日(月)から27日(水)まで米国・ラスベガスで開催される「PACK EXPO Las Vegas」のトッパンブース(South Upper-8244)とHPブース(South Lower-6507)で展示される。

 


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