【2024年12月17日】エプソン販売は来春、エコソルベントインク搭載プリンタの新商品「SC-S9150」を発売する。
「SC-S9150」は、11色モデルのサイン・ディスプレイ用プリンタ。新たにグリーンインクを追加し、色域が最大19%拡大。これにより、コーポレートカラーや厳密な色指定にも対応でき、圧倒的な表現力を実現する。
また、最新PrecisionCoreマイクロTFPプリントヘッドを搭載し、ヘッドの性能を最大限に発揮できるインク吐出技術により、品質を向上している。加えて、塩ビ標準10Passを1200×600dpiの解像度に上げることで、標準Passでもバンディングの少ない印刷が可能になった。
最新のPrecisionCoreマイクロTFPプリントヘッドを搭載し、ヘッドサイズとノズル総数が従来機「SC-S80650/L」と比べ約1.3倍になり、プリントスピードが最大11%向上した。
また、従来機「SC-S80650/L」の高い搬送精度や布ワイパーによるヘッド周辺の自動清掃機能はそのままに、新たにノズル抜けを自動検知し補完する機能や、印刷前にメディア表面に付着したごみや埃を取り除くメディアクリーナーを搭載し、安定稼働を支える。
さらにニュースタンダードとして圧迫感を抑えた新しい本体デザインを採用。従来機「SC-S80650/L」より高さが約30cm低くなったことで、作業空間の見通しが良くなり、生産機特有の圧迫感を抑えている。
フラットな天面で空間を圧迫しない新デザインにより、快適な作業環境を提供するという。
新機能として、見やすく使いやすい4.3インチのタッチパネルを搭載。ユーザーの声に応え、指定した印刷長にメディアが到達するとタッチパネルで通知される機能も追加し、効率的な作業を可能にした。
さらに、メディアのセット位置を見直し、これまで中腰で姿勢を変えながら行っていたメディア交換作業が、膝をついたまま姿勢を変えずに行えるようになった。
加えて、今回メディアリフターを本体に同梱。重いメディアも簡単にセットでき、作業時の負担を軽減する。
価格は2,980,000円、「SC-S9150+測色器SD-10セットモデル」が3,040,000円。
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