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大日本印刷 紙製ハイバリアモノマテリアルシートを開発 環境配慮型で酸素や水蒸気通さず 「TOKYO PACK 2022 」で披露


【2022年9月16日】大日本印刷(DNP)はこのほど、紙製ハイバリアモノマテリアルシートを開発。「TOKYO PACK 2022 (2022東京国際包装展)」(10月12日(水)~14日(金)、東京ビッグサイト)で披露する。

同製品は、紙の単一素材(モノマテリアル)で構成することでリサイクルしやすさを高めながら、酸素や水蒸気等への高いバリア性を持つ環境配慮型のパッケージ用シート。
これまでの石油由来のプラスチックフィルムではなく、植物由来の再生可能資源である紙を使用している。これによりCO2排出量を削減し、循環型社会の実現にもつなげていくという。

DNPは独自のコンバーティング技術があり、従来は困難だった紙へのバリア性付与に成功した。
紙は、繊維の間に細かいすき間があるため、酸素や水蒸気等をバリアすることが難しく、包装材に使用した際に内容物を長期間保護することが困難だった。
この課題に対してDNPは、独自のコンバーティング技術で紙素材にバリア性を発現させ、ハイバリア域である酸素透過度(OTR)0.5cc/m2・day・atm以下、水蒸気透過度(WVTR)0.5g/m2・day以下に高めることに成功した。
また、耐屈曲性能の向上を図り、折り曲げ加工後のバリア性の劣化を最小限にした。基材の紙は、一般的なクラフト紙。

さらに、電波透過性も向上し、薄くて導電性がなく、電波の透過に全く影響を及ぼさないため、RFID等の利用も可能。この製品のバリア膜には、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)を使用しておらず、製品全体に対して紙を重量比で80%以上使用している。

今後、食品・化粧品・医療品等の包装資材や、より幅広い業界の各種産業資材として、現在の開発段階から製品化に向けた検証を進め、実用化を目指す。

「TOKYO PACK 2022 (2022東京国際包装展)」
DNPブースの小間番号:東3ホール ブースNo.3-49
https://www.tokyo-pack.jp/

 


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