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ビジネス機械・情報システム産業協会 「創立60周年記念イベントおよび記者懇談会」 未来へ向け理念とテーマ示す


【2020年11月17日】ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)は11月13日、東京都港区の八芳園で「創立60周年記念イベントおよび記者懇談会」を開催した。
式典では「記念イベント」と「記者懇談会」が行われた。

「記念イベント」では、田中博敏専務理事がJBMIAの歴史を振り返り、時代や会員企業に合わせた「名称変更」などについて解説した。また、今後はアセアン地域などへの危機とシステムの普及が見込まれるとしており、さらに協会のあり方が変わっていく見通しを述べた。

また、橋爪弘常務理事は、JBMIA会員企業の市場動向と協会の活動を中心に紹介。今後、8つの目標(WG)を掲げ、これを実現していくことを報告した。

来賓では経済産業省商務情報政策局情報産業課の宮下誠一課長補佐が以下のようにあいさつした。

「JBMIAは、時代の変化で変わった部分と、変わらない大切なことがある。オフィスはモノクロからカラーへ、紙からデジタルへと変改している。同協会もグローバル化や環境的制約などにより、ビジネスを変えてこられた。一方、生産性への貢献という大事なところは変わっていない」
「60周年を迎えられ、60干支が一回りした。今年の庚子(かのえね)は、変化と子孫繁栄の年。新型コロナウイルスという変化を乗り越え、よりよい未来へとつないでいこう」

また、主催者を代表し池田隆之会長は以下のように閉会のあいさつを行った。

「当協会では、未来に向けて行う新たな目標を決めた。一つ目は信頼性のあるドキュメントデータを持つこと。二つ目はゲートウェイ、基盤プラットフォームを持つことだが、これは会員各社がそれぞれ技術を持っており、競い合う部分だ。三つ目は動脈物流の垣根を超えた共創で、ホワイト物流やCO2削減を目指す。四つ目は社会に対する取り組みで、アフターコロナの社会にいかに貢献していくかが求められている」
「また、当協会が決めた3つの重点テーマがある。一つはSDGsに貢献するグローバルな事業展開。二つ目は社会環境への変化への迅速な対応。3つ目は協会運営およびプレゼンスのさらなる向上。米中摩擦という課題もあり、複雑化する社会でJBMIAならではという部分を見せたい。協会の理念『新しいスタイルを提案し活力あるーグローバル社会を作る』を実現していこう」

 

記者懇談会

記者懇談会では、協会役員が記者からの質疑応答に答えた。

Q プリントはされない、情報システムは多くなる。名称も中身も変わっていく中で会員の枠組みは変わるのか
A これまでもそのようにしてきたが、やはりどんどん変わっていく。垣根が広がっていくことに関しては歓迎して広げていきたい。事務機器を中心とした印刷機器中心だが、ITの展開を支援していきたい。関連企業が入ることに制限はない。

Q これは達成したいということ。協会の存在意義は何で示すか
A 3つの重点テーマを掲げているが、何らかの形で顕在化させていきたい。ドキュメントは紙でなくとも扱っており、その経験を持つ会社が多いので強化していきたい。

Q 協会名称を変えるというお話があったが
A それは引き続き検討ということになる。内部でプレゼンスを上げるための検討をしていきたい。

Q 紙離れ、オフィス離れ逆風であるが、これについてどう感じるか
A リモートワークの影響で、確かに会員企業の売り上げは4~6月が70%程度、7~9月が80%ほどと、回復基調ではあるが前年に比べ戻ていないし、簡単には戻らないだろう。
リモート定着で、今後ビジネスにどう取り組んでいくかで、デジタル化における課題について業界によって、各企業によって異なる協力ができると感じている。業界全体を取りまとめてポジティブに生かす道を考えていきたい。

Q 米中問題に関しては
A 関税の問題が大きい。サプライチェーンで各社が対応し、複合化で多国生産が進んでいる。協会はこれらに対して情報提供する役割を担っている。

 


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