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ローランドDG 大判インクジェットプリンタ「TrueVISシリーズ」で初のプリント専用機を発売 カット機能を省略


【2020年6月11日】業務用インクジェットプリンタを製造・販売するローランド ディー.ジー.(ローランドDG)は6月11日、溶剤系大判インクジェットプリンタ「TrueVIS(トゥルービズ)シリーズ」の新製品「TrueVIS VF2-640」を発売した。
「TrueVISシリーズ」は、高画質の広告・看板製作用の大判インクジェットプリンタの主力製品群で、従来はプリント&カット機を基本としている。

新製品の「VF2-640」は、同シリーズ初となるプリント専用モデルで、最大印刷幅が最大1,615mm、最大出力1,200dpi。プリントヘッドは、高速で高精度なインク吐出機能を持つ「Roland DG FlexFire(ローランドディージー・フレックスファイア)」を搭載。高速印刷モードでも、ニュートラルなグレー表現、鮮やかな発色、滑らかな肌の質感までを表現できる。
使用する「TR2インク」には、新たに「グリーンインク」を追加。鮮やかなオレンジと新色グリーンをプロセスカラーとして処理し、さらに色域が広がった。

機能は、2019年3月にリリースした同シリーズのプリント&カットモデル「VG2-640/540」の機能を踏襲しながら、カットを省略。さらに新機能を搭載し、これまでできなかった色表現を可能にしている。

印刷設定「True Rich Color(トゥルーリッチカラー)」は、色再現性とTR2インクの広い色域を最大限に引き出す。ひとつのグラフィックの中で、「鮮やかさ」と「自然さ」が共存可能となった。
また「Roland Color System Library」は、クライアントから指定色への色合わせを簡便に行える色見本。赤やオレンジ系、青、グリーン系の新色260種類の色見本を新たに搭載し、これまで難しいとされていたブランドロゴカラーなども短時間で正確に再現する。

加えて、メディアの自動巻き取り装置は、薄いメディア用と厚いメディア用の2種類のモードを搭載し、さまざまなタイプのメディアに合わせて最適な巻き取りに対応。また用紙を押さえるメディアクランプも新設計し、シートを切り離す際の手間を軽減している。

さらに、カッティングプロッタと組み合わせれば、同じ出力用ソフトウェアによるプリント&カットが行えるため、ユニークな形状のステッカーやラベル、フロアサインなどを効率よく作成できる。

本体は標準価格2,200,000円(税別)。
インクは500ml(CMYKLcLmLkOrGr)が標準価格12,000円、250ml(Wh)が8,600円(すべて税別)。

同社では発売後3年間で2,100台の販売を目指す(国内・海外の合計台数)。

 


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