【2015年10月20日】ミマキエンジニアリングは12月、テキスタイル・アパレル向けダイレクト捺染インクジェットプリンタ(IJP)「Tx300P-1800」を発売する。
同機は、発売以降14年間世界中で愛用されている「Tx2-1600」の後継モデル。幅1.8mの Roll to Roll搬送方式を採用しており、テキスタイルの小ロット生産やサンプル作成、デザイン、教育現場などに提供していく。
新型ヘッドは対応する布の範囲を大幅に広げており、布により変化する厚みでも柔軟にプリントできるのはもちろん、ヘッドギャップを高くして繊維の毛羽立ち、織りといった干渉要因からヘッドを守り、美しいプリントを維持する。
搬送には前後のテンションバーを含む独自の布送り機構を搭載し、安定した布の搬送を実現。波形コントローやMAPS4により、バンディング、色ムラを軽減、安定した高画質プリントを維持し、美しいプリント表現が可能だ。
同社製品ではおなじみの機構「NCU」も搭載。ノズル抜けの検出からクリーニングを自動で行うのはもちろん、クリーニングでも復旧しない場合は「NRS」が自動で代替ノズルを設定してプリントを再開する。
最大出力解像度は1,440dpi、最大作図幅、最大メディア幅ともに1,920mm。外形寸法(W×D×H)は3,200mm×965mm×1,857mm、重量255kg。
価格はTx300P-1800(RasterLink6 同梱モデル)が348 万円(税別)。Tx300P-1800(TxLink3 Lite 同梱モデル)が 378 万円(税別)
同社では全世界で年間300 台の販売を予定している。
問い合わせは同社グローバルマーケティング部(☎0268-64-2281)まで。
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