【2019年2月1日】コニカミノルタは2月6日(水)、業界初の自動リカバリー印刷機能を備えた「自動検品システム」を発売する。
同システムは、2017年夏の発売した自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501」などの検査オプションに新機能として搭載されるもので、これにより、不適合品の自動選別と自動リカバリーを実現する。
「IQ-501」は、同社のプロダクションプリンタ「AccurioPress C6100 / C6085)」や「AccurioPress C3080 / C3080P / C3070」「AccurioPress C83hc」などにインラインで搭載されるオプション。濃度や色調管理、表裏印字の位置調整を自動化し、リアルタイムでの色調や印字位置監視も可能で、生産性を落とすことなく補正も行える。
今回のアップデートで、自動検品と不適合品の排出、リカバリー印刷と差し替えを自動で行えるようになった。
従来のオフラインで行われる印刷物の検品では、印刷終了後に目視でチェックして不適合品を取り除き、取り除いた不足分を追加印刷する必要があったが、この手間を自動化し、人員と時間を大幅に削減できる。
このシステムでは、検品時に読み取ったスキャン画像とともに、欠陥の位置やレベル、その履歴を表示する「検品レポート」機能があり、印刷結果を確認できる。
価格は発売済みの「IQ-501」が3,400,000円、中継搬送ユニット「RU-518」が850,000円、IQ用ビデオインターフェイス「VI-511」100,000円。
新発売の紙面検査ユニット「UK-301」が1,581,000円、紙面検査用中継搬送ユニット「RU-702」740,000円、紙面検査用ビデオインターフェイス「VI-513」が200,000円(いずれも税別)。
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