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日本HP 3Dプリンタに純正新材料3種を追加 「クッション」「ガラス」「ポリプロピレン」

【2017年12月4日】日本HPは今年発売した、3Dプリンタ「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」向けに、新たに3種類のHP製の造形材料を追加する(写真はイメージ)

「HP JET FUSION 3D」は、同クラスの既存3Dプリンタに比べ、最大10倍のスピードと半分のコストで、高い品質の工業用部材などを生産できることが特長。
価格は4200万円。

新材料は以下の通り。
「HP 3D High Reusability PA 11」は、補綴物やインソール、スポーツ用品、スナップフィット、リビングヒンジなど、耐衝撃性と延性を備えた低コストかつ高品質の機能性パーツの生産向け。

「同PA 12ガラスビーズ」は、寸法の安定性と再現性を備えた機能性パーツの造形向け。エンクロージャやハウジング、型、ツーリングなど、高い剛性が求められるアプリケーションに適している。

「同Reusabilityポリプロピレン」は、耐薬品性に優れ、軽量で、防水性を備えた柔軟性をもつ、低コストの耐久材料。

「HP JET FUSION 3D」用には、HP純正品以外に、他社が開発・材料を供給できるマテリアルパートナーエコシステムを採用しており、アルケマやBASF、エボニック、ヘンケル、Lehmann & Voss、Sinopec Yanshan Petrochemical Companyが参加。さらにDressler GroupとLubrizolが認定材料供給パートナーが追加された。

 

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