【2017年7月6日】「2017販促ワールド夏」が7月5日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
「販促ワールド」は、「販促EXPO」「店舗販促EXPO」「営業支援EXPO」「広告宣伝EXPO」という4つの専門展で構成された総合展示会。
販促やマーケティングに関わるさまざまな分野の商材を揃えており、来場者は会場を回りながら製品やサービスを比較検討できる。
開催は7月7日(金)まで。
速報②では、印刷・出力関連を中心にユニークな展示を紹介する。
社名の後のカッコの中はブース番号。
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セントラルプロフィックス(W27-55)は「忘れられない!捨てられない!」をテーマに、印刷物や出力物、加工品などPRグッズを多数展示している。
「イージーポップ」はスタンドタイプの立体POP。使わないときは三つ折りで平面収納でき、使用したい時はワンタッチで設置可能。
このほか、実物のように凹凸が表現された「デジタル油絵」や、レーザー加工機でつくったオブジェなども展示されており、同社のできることが一目でわかる展示内容となっている。
また、ブースのバックウォールも同社で作成しており、1時間で施工できる簡便さが特徴という。
国際印刷工業とIPM(W4-6)の「ぬりえAR」は、色を塗って、アプリを起動させたスマートフォンを塗り絵にかざすと、絵が画面の中で動き出すというAR(各超現実)システム。
ミニカーが走り出すARは、自動車ディーラーのキャンペーンなどで活用されている。
大和印刷社(W2-12)は、「HP Indigo WS6800」を活用した少量・多品種のラベル製作を提案している。
実績では地元のバレーボールチームがオリジナルウォーターを作成した例を紹介しており、背番号をラベルに描き、ファンは飲み終えても持ち帰るなど好評だった。
他にはオンデマンド印刷機によるご当地カレーの包装も展示している。
島津印刷(W3-9)は「プレミアムハイタッチ」のブランド名で、デジタル後加工機を使用したニスと箔を紹介している。
デジタル箔は版を使用しないため、1枚からでもデザインを作成できる。
担当者は「微妙に異なるパターンを複数用意して、依頼者に良いものを選択いただくことが可能。ニスや箔を使いやすくなる」と用途の広がりをアピールする。
藤田産業(W24-49)は、外壁にも貼れる壁紙(インクジェット用メディア)で自社ブースを装飾し、特性をアピールしている。
この壁紙、外壁などに直接貼れる上、薄いことから、壁の質感を生かした壁画のような表現を可能にしている。
また、室内用壁紙では、しっかりと貼れる上、剥がしても糊残りや壁へのダメージがない製品を用意。キャンペーンやイベントの装飾で活用可能という。
このほか、宮岡(W2-42)が、販促物やノベルティグッズの受託加工(アッセンブリ)をPR。
自社工場をブース内で再現し、多くの来場者の注目を集めた。
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