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【速報レポート】「OGBS2023」DTF関連が中心 今日9月28日まで池袋で開催 

【2023年9月28日】「オーダーグッズビジネスショー2023(OGBS2023)」が9月27日、東京都豊島区のサンシャインシティ 展示ホールD(文化会館2F)で開幕した。
開催は今日9月28日(木)まで。

同イベントは1981年「印章フェア」としてスタートし、2013年からは展示会名称を「オーダーグッズビジネスショー」とし、毎回、大判プリンタやその関連資材が多く展示されている。
昨年は、テキスタイルプリント用のDTF(Digital to Film)方式のシステムが多く展示され、今回も10以上の企業が関連の資機材を展示している。

「OGBS」サイト
https://ogbs.jp/summary

「OGBS2023」出展者リスト
https://ogbs.jp/exhibitor-list

 

会場レポート

ローランドディー.ジー.は各種インクジェットプリンタ(IJP)を展示した。
話題のDTPは今年発売した「VersaSTUDIO BN-20D」を出品。
DTFは専用のフィルムに絵柄や文字をプリント後、ホットメルトパウダーをシェイカーと呼ばれるマシンで塗布して熱溶解することで転写フィルムが完成する。昇華転写紙のように切り抜きする必要がなく、布地に熱圧着ですればプリントが完成する。
同機はこのプリンタ部分を同社が初めて提案したもの。

小型卓上のプリント&カット機「VersaSTUDIO BN2-20」と、大判プリンタ「TrueVIS MG-300」では、シールやステッカー、ラベル作成をイメージ。「VersaUV LEF2-200」ではアクリルなどのグッズ製作をデモンストレーションした。

 

システムグラフィもローランドの「BN-20D」を展示。

 

ミマキエンジニアリングも同社のプリンタを多数出品している。
「TXF150-75」を使ったDTFではフィルムの完成までを実演。

「UJF-6042MkⅡ」はアクリル板へのプリントを行い、アクリル上にコーティングを行い表面を保護する「DCF-605PU」で加工するイメージ展示も見せている。
また、これらで作成したサンプルグッズも陳列している。

 

イメージ・マジックは、今月26日に発表したばかりの小型DTFプリンタ「DTTS-P300S」と、回転プレス機「IMPR-A4R」に協働ロボット「CGXi G12/G6」を加えたシステムを展示した。
これにより、Tシャツ製作などの「シート剥がし」や「ボディ脱がし」も自動化され、従来1時間50枚が限界だった転写加工が、200枚以上可能になる。


導入により、生産コストを低減し、高品質な転写プリントに対応できるとしている。
同社ブースは今回最も注目を集めたブースの一つとなった。

DTF用カッティングプロッタ「DTTS-CT60」も展示。これも自動化を目指したもので、手作業の切り抜き時間を削減できる。

 

エプソン販売は「エプソンクラフトスタジオ」をテーマに出展している。
ガーメントプリンタ「SC F2250」は、上面をフラットにし、透明素材を使うことで出力部分を目視可能にした。また、インク詰まりを防ぐにメンテナンスリキッド標準搭載するなど、作業のしやすさを向上している。
さらに衣類がシワやヨレなどで高さが変わったときに、プラテン(台)の高さを自動で返る機能も用意している。
同機はDTFに対応もしている。

このほか、小型のマルチフォトプリンタ「SL-D550」なども出品している。

 

ジェットグラフは、今後発売するイタリア製のDTF用フィルム「B-FLE」を出品。
エプソンのガーメントプリンタ「SC F2250」用に同社が用意したもので、130度の低温での転写できる。
担当者は「従来顧客から要望があり、DTFフィルムの取り扱いを始める」としている。

 

武藤工業は各種IJPを出品。
大判UVプリンタ「XpertJet 1462UF」は、両方向プリントが特長。スマホケースを15分で80個以上プリントでき、生産性を求めるユーザーに採用されている。
「筐体は大きいが面積あたりの生産性が高い」と担当者。
また、「US61インク」を搭載可能で、インクの伸縮性が高いことから、曲げ伸ばししても割れることがない。

また、小型のUVプリンタ「XpertJet 461UF」は、エントリーユーズでグッズの作成が可能。
小型のプリンタ「VJ-628MP」では、シール・ラベルのプリントを行っている。

 

ブラザー販売は「GTX Pro」を中心展示。
同機はガーメントプリンタのベストセラー機で、数多くの導入事例がある。
近年はDTFにも対応し、フィルムへのプリントも行えるマシンとして知られている。
会場では同社のほかに多くの会社がこのプリンタを展示しさまざまな使用法や周辺資機材を提案している。

 

三菱王子製紙はブラザーのガーメント(テキスタイル)プリンタ「GTX Pro」用のDTFのシートを出品。
担当者は「少量のDTF生産では、ガーメントプリンタと、1枚ずつ断裁された枚葉のフィルムを使うこと方が効率的。大型機械を導入する前のお試しに活用してほしい」と話す。

 

ユーロポートのDTF「 MUSEミューズ」シリーズは、プリンタにミマキエンジニアリングの「TFX300-75」の提供を受けている。同機のDTF仕様は同社だけの専売。
システム価格は400~500万円。

このほか、エプソンの「SC-F2250」なども展示。DTFとして使用する際の、小型のシェイカーなども用意している。

 

トーヨーコーポレーションは、ミマキの「TFX150-75」を使ったDTFシステムを出品。
またブラザーの「GTX Pro」も出品している。

 

上野山機工は、ブラザーの「GTX Pro」や衣服の自動折りたたみ機「FX25e」を出品している。

 

パイオテックもミマキの「TXF150-75」を使ったDTFシステムを紹介。
DTFシェーカー「75cm/S200」はコンパクトで、省スペースにも設置しやすい。
今年から販売しており、価格は320万円~。

 

アステムはDTFの新製品「ART JET EX」を出品している。
新型はヘッドを従来の2個から4個に増やし、2倍の速度を実現した。クリーニング液やインクヒーターを標準搭載し、インクの詰まりを防ぐ機能を持つ。
今回、初披露だが、すでにテストの形で数社が導入しているという。

 

マスターマインドDSもローランドDG「BN-20D」を使ったDTFシステムを提案。周辺資機材なども紹介している。
テキスタイルプリンタでは「MMP-TX13」をデモ。Tシャツへのプリントを実演した。

 

バードランドは、卓上のDTFプリンタ「DTF400-XP」とUVプリンタ「UVPA4XP」をデモ。
「DTF400-XP」は今年発売で159万円(据付料込み)。すでに日本でも1台導入事例があるという。
「UVPA4XP」では、アクリル板へのプリントを実演。価格は50万円で、展示会中はキャンペーン価格での提案もある。

 

Inspiration は、今年発売したDTFシステム「WHT-240S」を紹介。プリンタとシェイカー、ベイカーによって構成されるシステムで、プリンタ部分のカバーを外すなど、日本仕様で作業の効率を上げている。
同社では、目詰まりの少ないインクを開発しており「仕事の安定性を評価してほしい」と話す。

 

レーザーコネクトは、エピログレーザーのレーザーカッティング「FusionEdge24」を出品。同機はワークエリア610×610㎜、厚さ254㎜まで、内部にカメラが付属し、加工材料の位置合わせをパソコン上でできるようになった。
価格は330万円。

 

コニシステムの「フミポン」は足で踏んで押すスタンプラリー。
スタンプを押していくことで、一つの絵柄が表現されるものもあり、次々に押していく楽しさがあるという。
コロナ禍で手で触れるスタンプを置きづらいという要望に応えて開発されたもので、アフターコロナでモテや場所を汚さないスタンプとして重宝されている。
また、スタンプ台にカウンターを付属することで集客のデータも取得できるという。

 

大王製作所は、グッズ製作でつかわれるパーツ材の商社。
キーホルダーやスマホケースなどのパーツのほか、グッズそのものの販売も行っている。
担当者によると「コロナの影響は受けたが、昨年下期からは回復し、現在はコロナ禍前を上回る業績。この市場が確実に広がっていると思う」と述べた。

「OGBS」サイト
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