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【開催中レポート】FOOMA JAPAN 2022 食品プリント・包材など企業ブースを訪問

【2022年6月9日】FOOMA JAPAN 2022(国際食品工業展)が6月7日から、江東区有明の東京ビッグサイト東館1~8ホールで開催されている。開催は明日10日まで。

同イベントは、食品機械の最先端テクノロジーや製品、技術、サービスなどを展示している総合展。
今回はテーマを「Restart FOOMA」とし、コロナ禍を克服し「Restart」した新たな同展示会の形を探る。

プリント&プロモーションでは、プリントや包装関連を中心に、各出展者をレポートする。

 

展示会レポート

ウイルは各種インクジェットプリンタを展示している。
ケアラベル用UVインクジェットプリンタは、モノクロ600dpiで毎分50m。ケアラベルとは、衣料品などの洗濯表示などのタグで、禁煙は少量・多品種生産が求められているという。

また、同社は独EBSのハンドジェットプリンタの代理店。ハンドジェットプリンタは、手に持ってプリントしたいものの表面をなぞることで印字できる装置。
担当者は「コンテナや大型の段ボールなど、ワークが大きい物や、積んである物などへのプリントに向いており、従来ステンシルで代わりとなる」と説明する。

他には段ボール用インクジェットプリンタなども展示している。

紀州技研工業は、プリントと検査をインラインで行う装置をデモンストレーション。検査では印字抜けなどを検知し仕分けを行っている。またプリントは偽造防止印字もされており、ブラックライトを当てると文字が表示されることも紹介していた。

また産業用インクジェットプリンタ「CCS3100」は、ビール会社に採用されており、ビール缶の底面への出力に活用されている。下から上へインクを飛ばし、毎分300mで印字可能。

キーエンスはUVレーザープリンタ「FP-1000」を実演しながら解説した。
UVレーザーは基材内の酸化チタンと反応して発色するため、基材にダメージを与えず印字可能。従来のプリンタで必要だったインクリボン交換やヘッド清掃などがなく、ダウンタイムを低減する。
同機はすでにカンロや丸美屋で導入されている。

ブラザーインダストリアルプリンティングは、同社が買収したドミノのインクジェット製品を出品している。
参考出品だがUVレーザーマーカー「U510」を展示。UVレーザーは基材を傷つけずにマーキングできるため日付印字などで注目されている。
「U510」は最大出力4.5wで毎分350mのプリントスピードがあり、ほぼすべての食品包装ラインで実装できる。またインクジェットプリントと異なり、メンテナンスフリーという。

タカラは、高機能ラベラー「AL-6000」をメイン展示。印字から検査、側面貼りまでを一体で実演している。
同装置はラベル設定をしやすく、検査は歯抜け検知も行う。ラベルの貼付ではステップングモーターで高精度のフィードがあり、操作はカラータッチパネルを採用している。
同社は昨年、FSCを取得しており、環境対応もPRしている。

マスターマインドは、可食インクを搭載したプリンタを多数出品している。
フードプリンタクーベル「MMP-F13」ではクッキーへのプリントを紹介。また、高速フードプリンタ「MMP-560i」も展示している。
サンプルでは、チョコレートへ花札や百人一首をデザインしたプリントなどを展示した。

ユニオンケミカーは、可食インクでプリントしたサンプルを展示。可食インクではこれまでクッキーやケーキ、煎餅などのお菓子へのプリントが多かったが、今回は化粧品やアイスの棒やスプーンなど、食品周りの用具にもプリントしている。

特に耐水性の可食インクは、水分の多い食材でもにじみが出づらいという。

芝浦メカトロニクスは、可食インクでのプリントサンプル出品している。錠剤やマカロンへのカラー印字などがあり、高精細な印字をアピールする。

日本テクノロジーソリューションの「スーパーTORNADO」は、PETボトルなどへシュリンクフィルムを巻き付ける装置。旋風状(トルネード)に熱風を吹きつける仕組みで、小型化を実現した。現行機は、熱風に加えて、スチーム(蒸気)を吹き付けることで、より複雑な形の容器にしっかりとした密着が可能。また、従来よりも速度を上げられるため、生産性が向上し中量から大量品にも対応できるようになった。
コロナ禍で中食が活性化し、需要は増えているという。また、遠隔地からのオンラインでの見学や相談が増えており、同社には追い風。

大鹿印刷所は、食品用の外箱をイメージしたブース構成。

同社の地元岐阜県の長良川をイメージした商品の箱を用意し、それに合わせた販促品のうちわも配布した。
同社は包装からラベル、販促品、カタログなどの商業印刷までを一貫して製造できることが特長で、その事業内容をブースで表現している。

三洋グラビアは、同社が印刷した包材のサンプルを多数展示。有名ブランドに採用された食品包装などを解説。また、モノマテリアルなどの取り組みについてもボードで紹介している。

 

開催概要

会期:6月7日~10日(金)
時間:10:00~17:00
場所:東京ビッグサイト

来場は完全事前登録制
FOOMA JAPAN 2022
https://www.foomajapan.jp/

 

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