【2022年2月2日】「page2022」が今日2月2日、サンシャインシティコンベンションセンターで開幕した。
主催は日本印刷技術協会(JAGAT)。開催は2月4日(金)まで。
「page」は、毎年開催では日本最大級の印刷メディアビジネス総合イベント。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、会場での展示やセミナーが中止されたため、リアル展としては今回2年ぶりの開催となった。
2日午前9時30分から行われた開会式では、主催者を代表し日本印刷技術協会の網野勝彦副会長が開会を宣言。塚田司朗会長があいさつ(後掲)し、来賓や出展者来場者らに感謝するとともに来場を呼び掛けた。
また、来賓の経済産業省商務情報政策局コンテンツ産業界の高木美香課長、日本印刷産業連合会の藤森康彰会長らが祝辞を述べ、来賓によるテープカットを行い式典は終了した。
12月には落ち着いていた新型コロナウイルスの感染も、年明けから厳しい状態となり、開催には賛否二分した声があった。
しかし、(新型コロナウイルス感染症対策)分科会の尾身茂会長が発した「感染を防止しながらも社会を止めない」という言葉に従い、今回はリアルでの開催を決めた。
テーマは昨年から持ち越しの「リセット・ザ・フューチャー」。
何年も前から「何もしないでいると大変なことになる」という話はされてきたが、コロナ禍でそれが現実になり、2割くらいの仕事がなくなった会社も多く見られる。
このコロナ禍でも中、今の経営者はやることが多い。
まずは今の仕事を持続し日々の収入を得なければならない。
次に新しいビジネスをしなければならない。「マーケティングを学ぼう」と、JAGATでは数年前から海外から講師を招聘し、話を聞くなどの取り組みを行ってきた。
このように、現在と未来の両方をやらなければならない。
最後にもう一つ、カーボンニュートラルの社会への対応をしなければならない。
メーカーでは、紙やインキなど原材料を負荷を低いものにするなどの取り組みが行われている。
印刷会社を顧みれば、インキを乾かすというプロセスで環境負荷が高いものがある。これは見直さなければならないだろう。
デジタル社会といえども前に進むには、外に出て、人に会って、話を聞かなければならない。
「page2022」で、メーカーのする提案がどのようなものかを見て、それを社内に取り入れ、このイベントを会社を変える第一歩としてほしい。
page2022
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