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「コンバーティングテクノロジー総合展 2016」レポート①  3次元表面加飾技術展 インクジェットから手仕事の金箔まで

【2016年1月29日】「コンバーティングテクノロジー総合展 2016」が1月27日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。同イベントは「Convertech JAPAN」や「新機能性材料展」「3D Printing 2016」「3次元表面加飾技術展」など6つの展示会からなる総合展示会。印刷関連の資機材メーカーや印刷会社も多く出展しており、最新技術やサービスを紹介している。開催は今日1月29日まで。
レポート①では「3次元表面加飾技術展」の注目企業を写真とともにお届けする。
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3次元表面加飾技術展
ミマキエンジニアリング(3T-19)はUV硬化型のフラットベッドインクジェットプリンタ(IJP)「UJF-7151plus」を実演。カッティングプロッタ「CFL-605RT」により、カットまで行いサンプルを展示している。
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ローランド ディー.ジー.(3R-14)は新製品のUV硬化型IJP「VersaUV LEF-300」を展示している。使いやすさを追求しており、段取り替えも含めて従来機の2~2.5倍の生産性がある。
サンプル展示ではアクリル板の表面に、「皮」や「布地」リアルに表現した加飾を施すなど、独自の展示内容で自動車や化粧品、時計、バイクなど多くの業界関係者が同ブースを訪れた。
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日本HP(3W-16)は「HP Indigo」シリーズでの印刷事例を多数展示している。コカ・コーラの「シェア・ア・コーク」などの有名事例のほか、お茶やコスメ品など実際に流通した商品を多数並べている。
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千代田グラビヤ(3R-20)は、自社のデジタル印刷サービスをサンプルの展示で紹介している。同社では3年前に「HP Indigo WS6600」を導入。これにより少量の軟包装印刷を確立。また、転写による加飾でも独自の成果を得ているという。
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村田金箔(3W-19)は、純金箔を前面に展示。自動掃除ロボットや旅行用スーツケースなどを金箔加工している。担当者によると「基本に立ち返って」とのことで、まばゆい金の光に多くの来場者が足を止めた。
インバウンド市場やアニメ・コミック市場でも金箔が注目されており、需要は多様化するとともに伸びている。
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