【2020年12月21日】「第485回印刷技術懇談会12月例会」が12月18日、オンラインで開催された。
印刷技術懇談会は、東京工芸大学の教員やOB有志がテーマを持ち寄り、印刷のコアな技術や製品、サービスに加え、周辺のビジネスやマーケティング関連、学術研究などを学ぶ会で、毎月1回行われている。
今回のテーマは「『印刷のこれからを考える』~PrintCompass by RICOH」で、講師はリコージャパンPrintCompass編集長の早川真一郎氏と、鶴野新太郎氏が講演した。
リコーのサイト「PrintCompass」は、2020年1月からスタートしたリコーのポータルサイトで、同社が印刷会社との共創を行うために、リサーチやレポートを載せている。
冒頭リコーの事業を説明、同社が「複写機事業からオフィスのさまざまなワークプレイスに広げた事業を展開している」ことを紹介し、「コロナ時代に仕事をするデジタルでお手伝いする」と解説した。
「PrintCompass」で4月に行ったアンケートでは、印刷業者74件がリモートワークやその職種、またリピートの状況などについて答え、「<大公開!>印刷業における新型コロナウイルスの影響は?」として掲載している。
また、「印刷業 リピート受注社内外データ活用パックのご紹介」という動画を制作し、営業のやり方をアップグレードする提案も行っている。
このほか、「<大公開!>クライアント100社に聞いた「印刷会社に求める姿」とは?」のアンケートも掲載している。
第2部では太陽堂封筒の池田孝治氏が加わり、3人で対談。「PrintCompass」はもちろん、ECサイト構築システム、リコー社内での情報共有などに対いて話が及んだ。
PrintCompass
https://printing.ricoh.co.jp/
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