【2017年2月22日】「9回 国際PB・OEM開発展」と「HCJ2017」が2月21日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。
これらの展示会は外食産業やホテル、厨房機器に関する展示会からなる見本市イベント。今回は「国際PB・OEM開発展72社(97小間)、HCJ2017」には828社(2096小間)が出展している。
「HCJ2017」の同時開催は「第45回 国際ホテル・レストラン・ショー」「第38回 フード・ケータリングショー」「第17回 厨房設備機器展」。
毎回、包装や紙器加工をはじめ、販売促進にかかわる製品も出品されていることから、プリント&プロモーションでは、これらに焦点を当てレポートする。
丸信(4-W04)は、本社を置くラベル・紙器パッケージメーカー。
今回は九州の地元企業7社とともに出展し、自社が提供したラベルや紙器パッケージとともに福岡や鹿児島の産品を訴求している。
実際、商品に使用されたラベルの展示と、ブランドオーナーの担当者が常駐することから、来場者は産品とともに、優れたデザインや技術を理解できる。
なお、同社は昨年行われた「第26回シールラベルコンテスト経済産業大臣賞」と「第28回世界ラベルコンテスト(複合、ワイン・酒部門)最優秀賞受賞」を受賞しており、日本はもちろん世界トップクラスの技術を持つ。
日本テクノロジーソリューション(4X-03)は、小型のシュリンク装置「TORNADO」を展示。
PETボトルなどにシュリンクフィルムを巻き付ける装置で、熱風を4方向から吹き出し竜巻のような渦をつくり、低温でありながらきれいにフィルムを装着できる。
また、今回は本格的に「パッケージングサービス」を開始したことをPR。テストや少量生産はもちろん、本格的な生産までシュリンクによるパッケージ作成を請け負う。
東京紙芸社(4-V04)は、昨年12月に導入した「Scodix Ultra Pro(スコディックス ウルトラ プロ)」によるデジタル箔とニスを披露した。
同機は版や型などを使用することなく、紙にニスやエンボス、箔の加工ができ、高級感のある印刷物を1枚から作成可能。
ブースでは、ビールのグラスにニスの水滴をちりばめたポストカードや、デジタル箔を使った紙箱などが展示されており、多くの来場者が足を止めていた。
担当者は「少量だから作れないとあきらめていたデザイナーやクリエイターさんに使ってほしい」と呼びかける。
【速報レポート2】「国際PB・OEM開発展」&「HCJ2017」 販促に役立つソフトとOEM
「9回 国際PB・OEM開発展」
http://www.jma.or.jp/pb/
「HCJ2017」
http://www.jma.or.jp/hcj/jp/index.html
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