【2020年11月27日】「インターフェックスウィーク」が11月25日から27日まで、千葉市の幕張メッセで開催された。
同展示会は「第22回インターフェックス」のほか、「第5回 ドリンク ジャパン」「第22回 インターフェックス ジャパン」「第14回 インファーマ ジャパン」「第4回 バイオ医薬 EXPO」「第2回 ファーマラボ EXPO 」「第2回 再生医療 EXPO [東京]」「第1回 フードテック ジャパン」などから構成されるイベント。
プリント&プロモーションでは、「ドリンクジャパン」を中心に、容器やラベルへのプリントについてレポーとする。
イメージ・マジックは、ロータリーUVインクジェットプリンタ「HELIX」を出品した。
「HELIX」は米国・INKCUPS社製のプリンタで、イメージ・マジックが日本で販売している。
円筒形の物品への高速印刷に対応しており、グラスの場合、1時間に40~60個をプリントでき、従来品の最大10倍の生産量がある。また、米国ではシリーズで200台以上が導入されているという。
担当者は「ドリンクメーカーなどの関係者が多く、まだデジタルプリントが浸透していない印象。今回をきっかけに広めていきたい」と話す。
次回は来年の「page2021」に出展予定。
APPUCETAINSは、錫製のラベルを紹介した。
金属を押して作るラベルは重厚感があり、高級な酒類や万年筆、菓子、キャビアなどの高級食材での採用が多いという。
フランスで製造しているが、100枚から製造・輸入可能。エッチングより安く、デザイン決定から2~3週間で納品される。
小泉製麻は段ボールで包装した「スパウトバッグ」を中心に展示した。
展示の「スパウトバッグ」は2018年に発売した小容量タイプ。すでに大手コーヒー店で採用されており、これまで回収が必要だった容器をワンウェイにし、従業員の負担を減らせたという。
沖データは、カラーLEDプリンタ「Pro1050」を展示している。
同プリンタは、トナーを使用しているため、耐擦性や耐水性があり、水滴がつく、冷蔵し結露する飲料に向いているという。
担当者は「会場では酒類メーカーからの問い合わせが多かった」と話す。
すでにビールメーカーでの採用事例があり、会場で商品が展示されていた。
同社は「インターフェックス」にも出展しており、「Pro1050」は少量・多品種で、個人に合わせた薬が求められる医薬品での採用を見込む。
「フルカラーでプリントできるため、識別しやすく注意喚起もしやすい」と担当者。
また、小型のプリンタ「PLAVIPro330s」は、カットされても人が手で引き抜くまでは次のプリントがされない特性を生かし、入館証などで採用があることをPR。
また、「COREFIDO C650dnw」も、小型で足元におけることからレセプションなどでの採用に適しているという。
このほか、凸版印刷が加飾プリントなどを、フジシールインターナショナルがラベルやパッケージを展示した。
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