【2015年9月5日】紙上の電子回路の応用研究をしている「紙のエレクトロニクス応用研究会」はこのほど、導電性銀ナノインクテクノロジーを活用したペーパークラフトによるデコトラックを開発。9月11日(金)から江東区有明の東京ビッグサイトで開催される国内最大の印刷関連展示会「IGAS2015」でこれを発表する。
同技術は紙面上に導電性回路を印刷できる銀ナノインクを発展させたもので、基板の代わりとなる紙を曲げたり丸めたりなど、これまで苦手だった加工にも対応可能となった。
IGASで発表する「デコトラ」は、ポスター状の1枚の紙からペーパークラフトの「デコトラ」ができるというもの。トラックに電池もモーターも搭載していないのに、トラックに貼りつけたLEDを光らせるのはもちろん、静電モーター技術を応用したフィルムモーターにより、トラックを動かすという。
同研究会は大学や民間企業、クリエイターなどが集まった団体で、紙とエレクトロニクスの融合をめざし活動を行っている。
IGASのブースは(東館F4-5)。
IGAS出展者紹介ページ
https://panda-ivory-95465a1c3ecd5a6b.znlc.jp/catalog/detail/200304
「紙のエレクトロニクス応用研究会」
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