【2015年9月4日】「第80回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2015」が9月2日から、江東区有明の東京ビッグサイト全館を使用し、開催されている。同イベントは国内最大の雑貨や販促品、ギフトに関する見本市。今回は2,548社が出展し、期間中に約20万人が来場する。イベントは今日、9月4日まで開催している。
当サイトでは販促と印刷という立場から同イベントをリポートする。
リポート①は各種プリンタを中心に紹介していく。
ミマキエンジニアリング(☎0210-106-114)は、UV硬化型インクジェットプリンタ(IJP)やカッティングプロッタなどと、それらで作成するさまざまなグッズを展示した。
UV-IJP「UJF-6042」はフィルムに蝶のイメージをプリント。これを小型カッティングプロッタ「CFL‐605RT」でカットし展示した。
UV-IJP「UJF-3042HG」はアクリルにミマキのオリジナルキャラクターを描き、これをレーザー加工機で抜き加工し、キーホルダーを作成した。
水性昇華転写型インクを搭載した「CJV150-107」では、転写紙にさまざまなデザインをプリントし、これを熱圧着。布へのプリントをサンプルで示した。
担当者は「商品企画担当者などが多く、グッズを見た来場者から『どこにこの機械が設備されているのか』といった質問が多かった。機器の認知度向上により、こういった方たちにオリジナルのグッズ製作を喚起できている」と話す。
CSPキューブのブランド名で出展した錦明印刷(☎03-3265-7217)は、3次元方式昇華転写プリンタシステムの「CSP CUBE」を実演した。同機はスマホケースに特化した転写システム。家庭用インクジェットプリンタと特殊な転写フィルム、熱圧着用の本体をセットにしており、誰でも簡単にオリジナルのスマホケースを数分で作成できる。価格は基本セットで120万円。
8月から販売しており、すでに引き合いが多数来ているという。
販売代理店のユーロポート(☎03-5688-6665)は各社の機器を出品した。中でも目立っていたのがNEW MIND製のフードプリンタ。可食インクによりクッキーやガムなどに直接文字やイラストを印字する。
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