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ITMA2015レポート④ Kornitがデジタル捺染プリントの前処理を一体化 SPGPrintsは大型機をデモ


【2015年11月20日】4年に1度のテキスタイル製造に関する世界最大の展示会「ITMA2015」が11月12日から現地時間の19日まで、イタリア・ミラノの「Fiera Milano Rho(フィエラミラノロー)」で開催された。主催はMP Expositions Pte Ltd。出展者は1,300社以上で、期間中の来場者は約10万人。

 

レポート④ではデジタルプリンタで新たな展開を見せたメーカーを紹介する。

Kornit(イスラエル)は、画期的な前処理工程を一体化したデジタルプリンタ「Allegro」を参考出品した。
同機は前処理用のインク定着剤と顔料インクを同時に吐出し、さまざまな素材へのダイレクトプリントを少ない工数で行える。従来のプリンタでは前処理を別の機械でするか、前処理装置をインラインで組み込む必要があったが、同機ではこれらを1つのヘッドシステムで行っている。

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また、同社開発の新顔料インクを搭載しており、綿やウールなどの天然素材と、ポリエステルなどの化学繊維の両方を同一のインクでカバーする。
最大出力幅は1,800mm、最大出力速度は毎時300㎡、出力解像度は1,200dpi。

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担当者は「同機でワンステップ捺染を実現した。ダイレクトプリントの前処理はテキスタイル業界で大きな問題だったが、これを解決できる。発色もユーザーが満足いくものとなった」と製品に期待をかける。
Allegroの展示により、同社は会場の話題をさらう形になった。
発売は来年の春ごろになりそう。

同社ではこのほか、シートタイプのダイレクトプリンタ「Hexa」を展示。同機は最大出力サイズ600×900mm、最高出力解像度は1,200×1,200dpi。

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SPGPrints(オランダ)は大型ダイレクトプリンタ「Pike」をデモンストレーションし、多くの来場者を集めた。

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Pikeは富士フイルムの「SAMBA」ヘッドを搭載し、最大印刷速度は毎分75m、最大印刷幅1,850mm。最高出力解像度1,200dpi。インクは最大9色を搭載可能という。システムは堅牢性が高く、ヘッド交換もプレミアム契約により無償交換が可能。ランニングコストを大幅に抑えることができるという。
同機は今後、3,200mm幅の投入も検討されている。

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会場では同機のKBCファッション社(ドイツ)への導入が発表され、実演に花を添えた。

このほか、テキスタイル用ダイレクトレーザー彫刻システムも展示。同機はフィルム作成や露光、洗浄、乾燥などの手間を省くシステムとして世界中で活用されている。
こちらも売約済みが表示されていた。

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