【2015年11月15日】世界最大のテキスタイル製造に関する展示会「ITMA2015」が11月12日から19日まで、イタリアミラノの「Fiera Milano Rho(フィエラミラノロー)」で開催されている。主催はMP Expositions Pte Ltd。出展者は1,300社以上で、期間中、約10万人が会場を訪れる。
同展示会は4年に1度行われるテキスタイルのトレードショーで、糸や生地から、紡績、染色、縫製、加工まで、さまざまな機械や技術、システム、サービスが展示される。
速報②もデジタルプリンティング関連の製品を中心に会場の様子を伝える。
MS(イタリア)は超大型のデジタル機「MS LaRio」を出品。毎分最大75mの速度をPRし、多くの来場者を集めた。
コニカミノルタは「ナッセンジャー」シリーズを紹介。ユニット展示だったが、毎日、会場から近隣都市の同社デモセンターへのバスツアーを実施して、実機のデモを行っている。
ミヤコシも「MTP3400」など大型機を展示。1200×1200dpiの出力解像度と毎時1000㎡の生産性をアピールしている。「MTP1800」も出品している。
Durst(イタリア)は「Rhotex 180 TR」「Kappa320」などを展示。カーテンやブラインドの少量生産に力を発揮するという。
efi(米国)は「Reggiani DD-HF180」を披露。顔料インクによる高速印刷を実演した。
富士フイルムは初出展。自社開発の「Samba」ヘッドとインク開発のソリューションを紹介。デジタルプリンタ市場での採用を呼びかける。
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