【2016年9月2日】「サイン&ディスプレイショウ2016」が9月1日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。開催は9月3日(土)まで。
同展示会は看板、案内板、表示板などのサインや、広告・展示用装飾などのディスプレイに関する資機材、サービスの見本市。今回は140社以上が出展し、最新の製品を展示している。展示品はインクジェットプリンタ(IJP)と関連のインクやメディア、カッティングプロッタやレーザーカッターなどの加工機、LEDや樹脂・金属材料といった看板・電飾関連の部材など。
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プリント&プロモーションでは、開催中の「サイン&ディスプレイショウ2016」について、写真を中心に速報をお届けする。
速報1ではIJPを出品したメーカーをクローズアップする。
ミマキエンジニアリング(ブース:45)は8月31日に発表した新型機「UJF-6042Mk2」を展示している。同機は、従来機比で約120%の生産性を実現。ほこりなどを防ぐフルカバーを採用し、より安定性を高めている。また、柔軟なインクの搭載が可能になり、手帳型のスマートフォンケースなど折り曲げするグッズの製作で力を発揮する。
低溶剤型IJP「JV150-130」では、壁紙「アルティスタ ウォールデコレーション」の出力を実演。ミマキが防火認定を得たメディアで各社が認定をとる必要がなく、内装に使用できる。
ダイレクト捺染IJPでは「TX300P-1800」を使い、2020年の東京五輪に向け増加が予想されるソフトサイネージを出力している。
このほか、プリンタメーカーとして世界初となる施工後のサイングラフィックスに対する品質保証プログラム「MWCS(Media Warranty Configuration System)」では、5年の耐候性保証を説明。さらに来年以降のリリースが予想されるフルカラーの「3Dプリンタ」に関して、サンプルを展示した。
ルキオ(ブース:9)は「swissQprint(スイスキュープリント)」を中心に実演を行っている。
「swissQprint Impala2」には、自動搬送装置の「rob」を付属し、デモンストレーション。アームがメディアを搬送する様子に多くの人が集まった。
このほか、超大型で高精細の「swissQprint Nyala2」や、ロールタイプの3.2m機「MIMA32s」などを展示している。
「swissQprint」は日本での発売以来、駅貼りポスターなど少量で可変情報を含む上、高画質が求められるプリントで活用されており、大きな注目を集めている。
武藤工業(ブース:44)はvaluJETシリーズを出品している。
小型の溶剤系「VJ-1938」やUV硬化型でフラットベッドオプションもある「VJ-1638UH」などが展示されている。
「VJ-1638UH」は段ボールへの出力などでも活用されている。
サイン&ディスプレイショウ2016 開催概要
会期 2016年9月1日(木)2日(金)3日(土)
午前10時~午後5時
会場 東京ビッグサイト 西展示棟 西2ホール
主催 東京屋外広告美術協同組合
後援 東京都
一般社団法人日本屋外広告業団体連合会
関東地区屋外広告業組合連合会
サイン&ディスプレイショウ2016サイト
http://www.tokobi.or.jp/sds2016/
会場全図
サイン&ディスプレイショウ 会場全図
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