【2023年7月31日】ミマキエンジニアリングは7月31日、沖縄県那覇市に「沖縄営業所」を開設した。
同社では、福岡営業所が沖縄県の販売・サービスを担当してきたが、顧客からの要望に即応できないケースがあった。今回の営業所設置はこの課題に応えたもので、保守サービスのスペシャリストが常駐し、地域に密着した専門的で、きめ細やかなソリューション提案や保守サービスを行うという。
沖縄営業所は、ショールーム機能も備えており、同社製品が展示され実演やテストプリントも行う。
展示機種は、溶剤系インクジェットプリンタ「JV100-160」、LED-UV硬化型インクジェットプリンタ「UJF-6042MKIIe」、DTF(Direct-to-film)インクジェットプリンタ「TxF150-75」とその周辺機器、カッティングプロッタ「CG-130FXIIplus ラミネータ LA-140Wplus」など。
ショールームのサインや壁紙を同社プリンタで出力しているほか、グッズなどの出力サンプルも展示している。
開所式に先立って「沖縄営業所開所式典」が7月29日、那覇市のザ・ナハテラスで開催された。
開所式では冒頭にテープカットが行われ、池田和明社長をはじめ来賓らがテープにはさみを入れ開所を祝った。
池田社長はあいさつで「当社はクォーツの組み立て下請けで創業し、その後、自社製品のペンプロッターを開発。これをカッティングプロッターに転用し、サイン業界に進出した。昨年3月期で700億円を達成、現在も売り上げの7~8%を開発投資に回し、お客様が儲かる製品をつくろうとしている。国内は17営業所18拠点となった沖縄営業所だが、気軽にスタッフを呼んでいただき、立ち寄っていただけるようにしたい」と述べた。
つづいて、来賓の白間弘造氏(沖縄アドサービス)が登壇。
「ハイサイ。皆さまがお集りこの地は、かつて米軍軍属の住居だった場所。広々とした敷地に、(家電の)三種の神器があり、当時月給が35ドルだった私は非常にうらやましく別世界だと思った。今は昔の面影はなく、ビルが林立し、その一角にミマキの営業所が開所した」
「私は10年前から、常時滞在のサービスマンを配置してほしい言ってきた。当時はずいぶん無理を言ってご迷惑をおかけしたが、その願いが叶ったことを嬉しく思う。人口145万人の小さな沖縄の地に、将来にまだまだ開拓の余地があり、夢と希望があると示唆いただいたと思う。ミマキのますますの繁栄を願い感謝の言葉とさせていただきたい」とあいさつした。
また、ミマキJP事業部の市川真司九州・中国エリアマネージャーは「3カ月前に開所の報告させていただいた際、沖縄の皆様からたいへん温かい言葉をいただいた。期待に応えられるよう地域密着で細やかなサービスをしていきたい」と述べた。
また、同営業所に常駐する木下大樹氏は「沖縄営業所常駐のスタッフとして、また地元出身者として、この地を盛り上げていきたい」と感謝の言葉を述べた。
住所:沖縄県那覇市銘苅1-2-22
電話番号:098-975-9749
責任者:JP事業部九州・中国エリアマネージャー 市川 真司
営業開始日:7月31日
ミマキエンジニアリング
企業・IRサイト:https://ir.mimaki.com/
製品サイト:https://japan.mimaki.com/
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