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【この人に聞きたい!】森永製菓 渡辺啓太その2 オリジナルパッケージを作成できる「おかしプリント」を企画 


【2016年3月14日】森永製菓は今年1月、Instagram(インスタグラム)の画像からオリジナルのお菓子パッケージを作成できる「おかしプリント」を開始した。
同サービスはスマートフォンで撮影した画像やアプリから、ユーザーがオリジナルのパッケージを作成し、包装された商品を購入できるWebサービス。「ハイデザインチュウ 10 本セット」と薄いチョコレートの「カレ・ド・ショコラオリジナルギフトセット」の2アイテムをリリースし、話題を呼んでいる。

その1に引き続き、直営店などの開発から思い立ち、この企画を立ち上げた森永製菓新領域創造事業部の渡辺啓太アシスタントマネジャーに話を聞いた。

森永渡辺氏

開発期間はどのくらいかかりましたか?
2015年5月末に部内で話をしましたので、約半年ですね。
スピード重視の部署ですので一般の商品と違って、できるだけ早くリリースすることを目標としましたが、今回は少し時間がかかったと思います。

半年は早いと思いますよ
いやいや、まだまだです。次回は3カ月程でできるようにしたいですね。
今回一番時間がかかったのは、印刷の部分です。基材の選定から印刷方法まで、一から勉強しました。それに3カ月近くの時間を使いました。

「ハイデザインチュウ 10 本セット」は絶対に森永製菓の社名も、商品名も表示しなくてはならない。というわけではないのですね
パッケージの選定をするときにさまざまな方法を考えましたが、少量で作成するにはデジタル印刷しかないと思いました。そこで今回採用したのがPP貼りの6面体の紙箱です。

ハイチュウ1

最初は中身の「ハイチュウ」が見えた方がいいと思ったのですが、帯では安っぽくなり、シュリンクでもきれいに見せることができなかったので紙箱にしました。
品名の表示は迷ったのですが、表示しなくても、あの大きさと形だけで「ハイチュウ」と分かるという手ごたえを、実際にサンプルを作って感じました。

それでも商品名を出さないことは大胆ですね
店頭で販売する商品ではなく、Webサービスの特性で森永のサイトから注文できるので、訴求の力点が違うということがあり、絶対条件として品名を出さなくてもいいという考えに至りました。
この商品の使用シーンは、イベントや祝い事、プレゼントだと想定し、買ったお客様は、その後に友達や仲間、その先のお客様たちに配るという場面が考えられます。もらった人は、なんとなく中身がわかりつつ後で開けてみて、中に「ハイチュウ」が入っていたという驚きがあった方が楽しいと思うのです。「やっぱりハイチュウか!」という安心感もそこで持ってもらえると思います。

サイトから注文ということですが、ユーザーはスムーズに購入されていますか
お客様はネットで買うことになれた層が中心で、スムーズですね。パッケージのデザインもアプリで簡単にできますし、「カレ・ド・ショコラオリジナルギフトセット」はインスタグラムの写真をそのまま活用できるサイズにしていますから、撮ってフレームを当てはめれば、チョコの包装にデザインできます。

「ハイデザインチュウ」に関しては、iOSのみでの展開ですが、今は年賀状やポストカードなどネットから注文される方が多いので、皆さん慣れて使っていただいていますね。iOSでは画像加工のアプリも多く、加工したデザインを入稿する人もいるようです。

印刷品質などについてユーザーからの声は
品質に関しても喜んでいただいていると感じています。
デジタル印刷機で刷っているので、明らかに店頭に並んでいるハイチュウとは雰囲気が違います。しかし、その雰囲気の違いよりも、自分に関わることが商品のパッケージになったことにお客様は喜んでいただいていると感じています。
最も重要なのは、頼んだ人のもとに満足して頂ける商品がしっかり届くシステムを作ることでしたので、それができていると感じています。

森永~MTJN20160120 010

手ごたえはいかがですか
お客様からたくさんの注文をいただき、思った以上の手ごたえです。
ある方からは「ハイチュウこうしたか!」と驚きの声をもらっています(笑)。
メディアではヤフーニュースでもピックアップされ、話題にしていただきました。

今後、どういった形でこの商品を広めていきますか
そうですね。感度の高い層と言いますか、まずはそういった方に買っていただき、その方たちから広めていただき、徐々に市場規模が大きくなっていけばと思っています。
まずは世の中に少量でオリジナルのパッケージが作ることができる、そしてみんなで楽しめるということを知っていただきたいですね。

ニーズが細分化している今、どんな商品も「個」への訴えかけが必要です。
個人に訴えかけることによって、お菓子をさらにお客様の身近なものにしていくことが目標です。

 

【この人に聞きたい!】森永製菓 渡辺啓太その1 オリジナルパッケージを作成できる「おかしプリント」を企画 

キョロちゃん海の大冒険
http://www.morinaga.co.jp/kyorochan/appli_adventure/

おかしなおかし屋さん 森永製菓
https://www.morinaga.co.jp/okashiya/

 

 


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