【2021年1月29日】大日本印刷(DNP)グループはこのほど、「DNP超低反射フェイスシールド」を合計で約4,000セットを都内のろう学校や区役所、消防署などに寄付した。
「DNP超低反射フェイスシールド」は、光の映り込みを大きく抑えることで、装着した人の表情が見えやすく、視界も良好な製品。
同社は、独自に発展させたコーティング技術や光制御技術などを活かし、各種ディスプレイの表面の光の映り込みを防止する光学フィルムで世界トップシェアを獲得している。
この強みを活かして開発し昨年10月に発売した「DNP超低反射フェイスシールド」は、従来品の課題である光の映り込みを大幅に低減し、反射率0.2%以下のほぼ透明な状態で、着けた人の表情が明確にわかる。また、装着する人自身の視界も良好になるため、使用時の負担も軽減される。
DNPでは今回、東京都内のろう学校3校(葛飾ろう学校・立川ろう学校・中央ろう学校)、東京都新宿区の区役所・牛込警察署・牛込消防署、筑波大学附属聴覚特別支援学校、全日本ろうあ連盟などに寄贈した。
今後同社では、反射防止機能に加え、曇り防止機能を付与したフェイスシールドの開発を進める。また、フェイスシールドにオンデマンドな絵柄を表現できるデジタル印刷を施すことにより、アニメなどさまざまなコンテンツとのコラボレーションやスポーツ観戦など各種イベント向けのグッズへの展開も進めていく。
Copyright © 2025 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.