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ユポコーポ「ユポ印刷·加工交流会」を開催 「植物由来」「レーザープリンタ対応」などの新製品を報告


【2018年5月17日】ユポ・コーポレーションは5月16日、東京都中央区のコードーヤード・マリオット銀座で「ユポ印刷·加工交流会」を開催した。
「ユポ印刷·加工交流会」は、ユポユーザーである印刷会社や加工会社を招待し、ユポの現状や今後について、同社社員やゲストが解説を行うイベント。今回は前回の倍以上となる約300人が参加した。

冒頭、同社の藤原英幸社長が出席に感謝を述べた後、次のようにあいさつした。

ユポ交流会2018 藤原社長

昨年の世界経済は緩やかに上昇していたが、出版・印刷業界は、急激な紙離れや人口減少もあり厳しい環境が続いている。一方、ユポは世界市場で年率3%の成長、アジアでは6~8%の成長を記録した。

当社は、これから必要とされるであろう、さまざまな製品を開発していきたいと考えている。
一昨年から1年半をかけて全国で展示会を行い、多くの方から意見や要望を頂戴した。その中で多かったのが今日のテーマとなっているレーザープリンタへの対応、そしてバイオや生分解性ユポなどが欲しいという声。
本日はその成果を報告できることをうれしく思う。

 

講演会

講演会では同社社員に加え、リコージャパンから講師を招き、ユポの現状について解説を行った。それぞれの概略は以下の通り。

「環境対応製品の取り組み」内藤勝弘執行役員営業本部長
もともとユポは、一般的な紙に比べて水の使用が少ない。
「ユポグリーン」は2017年、ユポ50周年を見据えて開発を開始した環境対応製品。
植物由来の樹脂を使用することで、温室効果ガスを削減。1枚の使用で蛍光灯一時間分、250枚でガソリン1500㏄分を削減できる。

「紙用油性インキ両面対応製品の開発進捗」大野昭彦常務執行役員
原点に返り、紙用油性インキでの両面印刷に対応した商品を開発している。
歴史を振り返えるとユポの登場以来、ユポ用のインキが必要とされてきた。
紙用インキ対応製品は2002年に片面用の「FRB」でいったん区切りがついたが、今回「紙用油性インキ両面対応製品」を開発しており、製品化にめどが立った。
当社は「楽に、きれいに、ユポ印刷」をしていただくことが目標だ。

 

「レーザープリンター対応への取り組み」石田恒一常務執行役員商品開発本部長
要望の多いレーザープリンタへの対応だが、今回リコーのプロダクションプリンタ製品に対応した。
対応したのは「YPI」シリーズで150~300㎛の厚さのA3伸びサイズが対応製品。
これにより「小ロット対応」「トータルコストダウン」「ユポをもっと気軽に印刷」できるようになる。
「”リコー×ユポ=”-広がる新しい未来」を掲げて、販売を進めていきたい。

 

リコージャパン新規事業本部 PP事業部商品計画室 古川浩幹氏
かつて、当社のプリンタはPP素材への対応ができず、ユポの場合も内部の熱により融解や破断を起こしていた。
今年2月に発売したリコ―「RICHPRO C7200 シリーズ」は、ユポに対応したモードがあり、この心配を解消している。
今日は、実機を懇親会で披露するので是非ご覧になっていただきたい。

 


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