FFGS　「ジャグラ60周年記念文化典東京大会」特別企画でセミナー＆見学会実施

【2015年7月28日】富士フイルムグローバルグラフィックシステムズは、6月13日、「第57回ジャグラ文化典東京大会」の特別企画として、本社ショールーム『i-Communication Center 西麻布』で、セミナーと見学会を開催した。

このイベントは（社）日本グラフィックサービス工業会（ジャグラ、吉岡新会長）の創立60周年を記念した東京大会の特別企画で、PODを活用したワークフロー変革とその実践事例などを紹介。ジャグラ会員50名以上が参加した。

セミナーは2部構成で、第1部ではFFGSデジタルプレス営業部の佐原寿夫課長を講師にデジタルプレスを活用したワンストップ・サービスを「POD WORKFLOW SOLUTION」として提案した。

第2部ではFFGS シンプルプロダクツ事業部の谷澤真之氏が「クライアントへの提案力強化セミナー」のタイトルで、アミューズメントや商社、自動車ディーラーなどそれぞれのクライアントで、印刷会社の提案力により課題を解決に導いた成功事例を紹介した。

実機見学では、「オフセット印刷／PODの統合運用」のソリューションとして、バリアブル印刷ソフト「Form Magic4」とカラー・オンデマンド・パブリッシング・システム「富士ゼロックス Color 1000i Press」を連携させ、各参加者の名入りカレンダーの製作を実演。データベースから参加者名などのデータを「Form Magic4」に取り込み、簡単な操作でバリアブル出力するという流れを披露した。

また、ワイドフォーマットのインクジェットソリューションとして、「Acuity LED 1600」「LuxelJet UV360GTW」を紹介。高い延伸性と密着性、耐熱性を兼ね備えたLuxelJetシリーズ専用インク「Uvijet KV インク」を使用し、ジャグラ60周年のシンボルマークを印字したPET系素材の「お面」サンプルが好評を博した。

FFGSでは「今後も、各業界団体と連携しながら、印刷会社の業態変革に役立つ情報提供の場を積極的に企画し、業界の発展に貢献していく」としている。