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楽天 インプレスR&Dとプリントオンデマンド書籍の販売を開始 設備なしでの展開は初


【2015年7月25日】楽天はこのほど、オンライン書店「楽天ブックス」で、電子出版事業を手がけるインプレスR&Dと連携し、楽天側が一切設備を持たないプリント・オンデマンド(POD)書籍の販売を開始した。

POD書籍はデジタル印刷機を活用し、1冊から印刷・製本が可能。在庫を持つ必要がなく注文に応じて生産・出荷できる。インプレスR&Dでは2012年から、PODサービス「NextPublishing」を活用しアマゾンジャパンや三省堂書店などが運営するPOD対応ストアを通じ、無在庫販売による出版ビジネスを確立した。

ただ、従来のPOD書籍販売の提携ではPODの製造設備を保有している、もしくはPODの製造設備を保有する企業が対象だった。今回の「楽天ブックス」のケースでは、POD設備を楽天が保有することなく、すべてのタイトルを最少1冊ずつ在庫としてすることにより、擬似的にPOD対応ストアを展開する。発注から納品までは最短で1日。

これにより、少部数の受注・発注はもちろん、人気書籍を必要分、書店に出荷できる体制も整えられるという。再販制度のある書籍の場合、ヒットした書籍は注文した冊数より少なく納品されることが一般的で「売りたくても売れない」という現象があった。このシステムはこれを解消する可能性がある。
システムの利用が広がれば、出版社、書店、読者にとってメリットの大きいシステムになりそうだ。

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