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フォーム工連 もれなくアイデアを出す新製品開発法を学ぶ 「発明視点による市場創出セミナー」を開催

【2016年8月2日】日本フォーム印刷工業連合会は8月1日、東京都中央区のDICビルで「発明視点による市場創出セミナー」を開催。スカイワード経営研究所の大竹裕幸所長を講師に招き、「アイデア開発のための基礎知識」や「新製品・サービスのアイデア開発法」「ワークショップ(実践演習)」などで学んだ。

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冒頭、大竹所長は「一つの商品開発をすることは非常に大変。アイデアは歩留まりが悪いので数を多く出すことが大事だ。少なくとも数十、一般的には数百というアイデアを出しながら商品を開発する」と前置きし、その発想法やアイデア開発会議の進め方などを紹介した。

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第1部では「アイデア開発のための基礎知識」と題して、スカイワードのアイデア開発法を解説。「体系的に、もれなく、簡単に、できるだけたくさんのアイデアを出す」方法を披露した。
これによると、アイデア開発に大事なことはまずはヒントで「顧客ニーズ」「自社のシーズ」「他人・他社のシーズ」の3つがヒントになる。
ヒントへのアプローチは新聞やネットウォッチによる「環境変化からのアプローチ」や、自社内から出てくる「取引先の困りごとからのアプローチ」などがある。
そこから「コンセプト」や「商品属性」使用シーン」「価値」などを変更することで、まったく違う商品に生まれ変わらせる。

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さらに、セミナーの中では「学習塾を小中学生向けから、高齢者向けにする」「プラスチック製フィギュアを児童向けから大人向けにする」などの演習を行い。実際に体験しながら理解を深めた。

第2部では8つにグループを分け「ワークショップ」を行い、抽選で割り当てられた商品の中から、新商品開発を演習した。
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