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セブン‐イレブン パスタ容器を紙素材に変更 年間約370トンのプラ削減へ バイオマスも採用で使用比率40%に

【2025年11月13日】セブン‐イレブン・ジャパンは、オリジナル商品の容器に使用する素材を環境配慮型へ切り替え、プラスチック使用量の削減を進めている。10月発売のパスタ6品では、従来のプラスチック容器を紙素材に変更し、年間で約370トンのプラスチック使用削減を見込む。

プラスチックのパスタ容器(左)と紙容器(右)

さらに、弁当容器約10アイテムにおいては、マスバランス方式によるバイオマスプラスチックを採用。これにより、石油由来プラスチックの使用量を年間約70トン削減する見通しだ。

これらの取り組みは、セブン&アイグループが掲げる環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」のうち、「プラスチック対策」に位置づけられるもの。グループはオリジナル商品容器の環境配慮型素材の使用比率を2030年に50%、2050年に100%とする目標を設定している。

同社ではこれまでも、紙素材の包材活用やインク・着色料の削減などを推進しており、今回の取り組みにより2025年10月時点でオリジナル商品の約40%が環境配慮型素材となった。

セブン‐イレブンは「持続可能な社会の実現に向け、環境負荷低減に向けた取り組みをさらに推進していく」としている。

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