【2024年3月29日】TOPPANエッジは3月29日、スマートフォンの写真をコンビニエンスストアのマルチコピー機でプリントできるサービス「スマートコンフォト」の提供を開始した。
「スマートコンフォト」は、スマホの写真を、AIによる自動品質チェックを経た高品質な証明写真に加工しプリントするもの。同サービスには、証明写真機に備わっているトリミング/背景色変更機能に加え、美肌加工機能を搭載している。
さらに、顔写真収集・認証サービス「CloakOne」でも用いられているAIを活用し、明るさやピンボケ、顔のサイズなど20以上の項目で証明写真としての品質が担保されているかをAIが自動でチェックする。これらにより公的書類の申請などでの撮影不備を軽減。通常5%~10%発生する写真撮影・収集時の不備を1%未満に削減できる。
近年、マイナンバーカードの普及促進を背景に、証明写真の需要は増加傾向にあり、2022年度時点で証明写真市場は約960億円なっている。証明写真機は高機能で高品質な写真を撮影できる一方、1枚当たりの金額が高く、設置場所も限られているため利用者にとって利便性が低く、管理者にとってもメンテナンスや設置のための諸経費などが負荷になっている。
「スマートコンフォト」の提供はこの課題を解決するもの。
TOPPANエッジは今後「スマートコンフォト」の対応店舗拡大や機能拡張などによりサービス利用者を拡大し、検定協会や地方自治体・公共団体の証明写真撮影の推奨サービスとしての定着を図ることで、2028年度までに15億円以上の売上を目指す。
料金は、一般的な証明写真機の約4分の1の価格で利用可能という。
料金は以下の通り。
写真L判(1シート1~3面付): 200円、写真2L判(1シート2~4面付):300円
オプション: シール紙(L判):+100円/シール紙(2L判):+200円、美肌加工:+100円
日本フォトイメージング協会「2023年フォトイメージング市場動向」
https://jpia.jp/category/fromjpia/pi-market/
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