【2021年7月29日】凸版印刷が運営する「印刷博物館 P&Pギャラリー」は8月7日(土)から、「日本のパッケージ 縄文と弥生のデザイン遺伝子-複雑とシンプル」展を開催する。
同展では、日本のパッケージデザインの起源ともいえる縄文と弥生の二つの土器のデザインに注目。この二つの象徴的なデザインを起点に、さらに日本のパッケージデザインの特徴として、「美(うつくしい)」「愛(かわいい)」「用(つかう)」「欲(シズル)」「象(シンボル)」という5つのデザインテーマを抽出している。
同展では、このテーマに沿って、現代のパッケージ約140点のデザインから日本のパッケージデザインを展示。身の回ある新商品からロングセラー商品、そして伝統的な日本のパッケージといえる風呂敷やのし袋まで、さまざまなパッケージの起源を考察する。
会期 8月7日(土)-10月3日(日)
会場 印刷博物館 P&Pギャラリー 入場無料
開館時間 10:00-18:00 ※入場はオンラインによる事前予約(日時指定券)制です
休館日 毎週月曜日 (8月9日、9月20日は開館)、8月10日(火)、9月21日(火)
共催 凸版印刷株式会社 印刷博物館、日本パッケージデザイン協会(JPDA)
住所 東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川本社ビル
WEB
https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/g20210807.php
※感染予防のために中止もしくは延期となる可能性がある。また、開館する場合でも入場制限の措置を取る場合もある
・美(うつくしい)
独自の美意識が際立ち商品やブランドの世界観となっているもの。
縄文: コスメデコルテ AQ MW(コーセー)
弥生: 八海山2001年記念ボトル「チタン瓢箪」(八海醸造) 他24点
・象(シンボル)
記号性が強く、企業や商品のストーリー・世界観を担っているもの。
縄文: キリンラガービール(キリンビール)
弥生: ポカリスエット(大塚製薬) 他37点
・欲(シズル)
商品の素材や特徴を、人間の本能や五感に響くように表現されたもの。
縄文: ゼナF-Ⅱ活力液(大正製薬)
弥生: ポッキーチョコレート(江崎グリコ) 他約25点
・愛(かわいい)
親しみや愛着、幸福感を与え、強い好感や所有欲を喚起するもの。
縄文: どうぶつのり(不易糊工業)
弥生: なっちゃん(サントリー) 他22点
・用(つかう)
機能性・実用性を想起させる形状・表現がデザインの要になっているもの。
縄文: カップヌードル(日清食品)
弥生: しょうゆ卓上びん(キッコーマン) 他25点
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