【2019年11月27日】reは10月25日、パッケージ印刷プラットフォーム「canal(カナル)」を公開。ベータ版の事前登録( https://canal.ink/ )を開始した。
「canal」は、全国の提携印刷会社の保有設備のネットワークを形成し、発注者と品質・価格・納期が最適な印刷会社とマッチングする受発注プラットフォーム。
保有機械や過去の取引から、全国に数千以上存在する印刷会社の得意な商品を最適発注。「高品質」のまま1カ月以上かかっていた受発注プロセスを即日完了可能で、平均30%コストダウンできる。
「自動見積もり」も採用しており、希望発注数、サイズ、色数の指定で、即座に見積もり可能。
また、発注先が分散しやすい「段ボール」「紙器」「軟包装等」の資材を「canal」で一括注文できる。
今後、同システムでは、ラインナップの強化や、オンラインデザインシステム、在庫管理機能などを追加していく予定。
2020年1月の正式リリース時の主な取扱商品は、段ボール、紙器、軟包装(フィルム)としている。
システム開発の背景には、約4.5兆円のパッケージ製造市場での多重下請けが常態化がある。下請けの印刷会社は赤字で製造するなどで、印刷・同関連業全体で事業所数は、ピーク時と比較し20000社が倒産している。
一方、発注者は、問い合わせからデザインの入稿までに1カ月以上、最長で半年以上かかる状況があり、そもそも「誰に相談を行って良いのかわからない」「どの印刷会社が自分自身の作りたいパッケージに最適なのかがわからない」、「価格が不透明」といった課題を抱えていた。
canal
https://canal.ink/
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