【2019年6月21日】日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)は6月20日、東京都千代田区の如水会館で、「第50回定時総会」を開催した。
冒頭、岸直彦理事長は以下のようにあいさつした。
JPMは令和元年に創立50周年を迎えることができた。当協会は「生活者を購買行動に動かす」という意味で日本最高のプロモーショナル集団であることを定着させるさまざまな施策をいよいよ実現させる1年となる。
「プロモーショナル・マーケティング公式テキスト」の改訂や、「POP クリエイティブ・アワードアワード」の開催と「OMA Awards」との提携で世界に通じるものとなった。
これらは大きな変化を続けるプロモーションの中で新たな役割になるものだ。JPMは次の50年への新たな取り組みを進めていくが、活動はすべて会員社の協力により実現していくものだ。日本最高のプロモーショナル集団であり続けるために取り組もう。
総会は出席者51名、委任状81名で、会員数185名の過半数に達して成立。定款通り、理事長が議長となり審議に移った。
議案審議では「第1号議案 議事録署名人選任の件」で署名人を選出。
「第2号議案 平成30 年度『事業報告』承認の件」では、「プロモーショナル・マーケティング公式テキスト」の改訂や「プロモーショナル・マーケター認定資格制度」「JPM協会展」などについて報告。「第3号議案 平成30 年度『決算報告』および『監査報告』承認の件」とともに賛成多数で承認された。
「第4号議案 令和元年度『運営基本方針(案)』承認の件」では、「創立50周年を機に、“生活者を購買行動に向けて動かす領域で、日本最高のプロフェッショナル集団”として、日本プロモーショナル・マーケティング協会(JPM)のブランド価値を世の中に向けて確立する。そのためにも、時代と環境の変化に適応して、常に進化する集団になる」と定めている。
「第5号議案 令和元年度『事業計画(案)』承認の件」「令和元年度『予算』確認の件」では、「次世代に向けたPM理論と体系検討委員会」「次世代の協会展を考えるプロジェクト」「JPMショー委員会」などが提案され、予算案とともに承認された。
最後に「第6号議案 役員選出の件」では、会員各社の都合で退任する役員と新役員候補の提案があり、承認された。
退任と交代の役員は以下の通り。
退任
浅羽信行副理事長(大日本印刷)
長谷川正 理事(東北新社)
渡邉 誠理事(読売広告社)
新任
沼野芳樹(大日本印刷)
福田好孝(東北新社)
上原茂信(読売広告社)
総会終了後は「記念講演」が行われ、資生堂ジャパンの小出誠氏が「資生堂はデジタルコミュニケーションにどのように向き合っているのか」のテーマで講演した。
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