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コニカミノルタ オンデマンドラベルプリンタ「AccurioLabel230」を発売 印刷速度は毎分23.4m 従来機に比べ最大2.5倍の生産性に

【2019年6月12日】コニカミノルタは7月9日(火)、オンデマンドラベルプリンタ「AccurioLabel(アキュリオ ラベル)230」を発売する。

「AccurioLabel230」は、導入コストを抑えながら、高品質な出力と高い生産性を備えたデジタルラベル印刷機。
従来機で、2016年の発売以来販売台数が400台を突破した「AccurioLabel 190」(旧ブランド名「bizhub PRESS C71cf」)の後継機種にあたるもので、印刷速度の高速化やウォームアップタイム短縮などで、生産性向上を図っている。

多くの粘着紙と粘着フィルムに対応し、印刷速度は毎分23.4m。粘着紙で1.7倍、粘着フィルムで2.5倍のスピードアップを実現した。また、ジョブ切替え時のウォームアップ時間も30秒以下と、従来に比べて約10分の1に短縮している。

これらを総合した実質的な生産時間は、例えば従来機では46分かかっていたタック紙100m×3ジョブが22分で可能になり、作業時間を約半分にした。
さらに、連続印刷長が300mから1,000mに拡大したことで、大量印刷時でも用紙差し替えなしで、用紙のロスも削減できる。また、出力解像度も1,200dpi (3,600dpi相当)×1,200dpiと向上した。

さらに白印刷した透明フィルムへの追い刷りや両面印刷を、センサーで位置合わせする「追い刷りキット」で対応している。

コニカミノルタでは「AccurioLabel 230」を、短納期・小ロットのラベル印刷ニーズに最適な生産性を持つコンパクトなマシン。としており、ラベル印刷会社だけでなく、ラベル印刷以外の印刷会社、ラベルを内製したいローカルブランドオーナーなどへも提案していく。

 

主な仕様

通紙速度(印刷速度)
最大23.4m/分 (81~176g/m2)
最大18.9m/分 (177~256g/m2)
出力解像度/階調 1,200dpi (3,600dpi相当)×1,200dpi
対応用紙幅 250~330.2mm
最大ロールサイズ 外径620mm
通紙可能紙厚 81~256g/m2 (80 to 250μm)
プリントメディア ノンタック紙 (81~176g/m2)、タック紙(136~256g/m2), タックコート紙G/M (136~256g/m2), タック合成紙 (136~176g/m2), タックPP (136~176g/m2), タックPET (136~216g/m2)
外形寸法 3,869(W)×1,141(D)×1,103(H)mm
重量 942kg

 

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