【2018年10月26日】凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーは2018年10月25日、スマートフォンを活用したQRコード・バーコード決済サービスを小売店舗のPOSレジで同時に複数利用可能にする、決済情報中継サービス「スイッチングゲートウェイ」の本格的な提供を開始した。
新サービス「スイッチングゲートウェイ」は、中国で普及し、訪日観光客にも需要の多い「Alipay(アリペイ)」や「Wechat Pay(ウイチャット ペイ)」に加え、国内のQRコード・バーコード決済サービスを店舗のPOSレジシステムとゲートウェイとして結び、POSレジへの複数導入を短期間、低コストで可能にするもの。
凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーが共同で運営する「サーバ管理型プリペイドASPサービス」のシステム基盤を活用して、店舗のPOSレジのシステムと接続することで決済情報(決済電文)を安全に中継する。
同時に複数のサービスの導入が可能で、導入のためのPOSレジシステムの改修も基本的に一度で済み、また店頭オペレーションも統一できるため運用負荷を軽減できる。
さらに今後も接続先の決済サービスを順次拡大する予定で、新たな決済サービスも追加できる。
「スイッチングゲートウェイ」は、両社が共同で運営している「サーバ管理型プリペイドASPサービス」のシステム基盤を活用しており、「ASPサービス」をすでに利用している場合、システム改修費が削減可能。
「サーバ管理型プリペイドASPサービス」を未導入の場合でも、通常よりも低いコストで導入できる。
今後、凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーは、同サービスを通じた店頭でのQRコード・バーコード決済の普及に努め、2020年度までに50社の導入を目指す。
なお「スイッチングゲートウェイ」は、今日10月26日まで開催されている「FIT2018 金融国際情報技術展」(会場:東京国際フォーラム)の凸版印刷ブース(小間番号:EB08)で展示される。
対応決済サービスは以下の通り
Alipay、Wechat Pay、Origami Pay、d払い、PayPay、pring、LINE Pay、楽天ペイ
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