【2016年8月26日】日本フォーム印刷工業連合会(フォーム工連)は8月25日午後4時から、東京都文京区のホテル椿山荘で「平成28 年度夏季講演会」を開催し、会員ら約100人が参加した。
また、関東フォーム印刷工業会(関東フォーム)は、講演会終了後の午後5時30分から同所で「平成28年度 夏季懇親会」を開催。こちらは約200人が参加した。
「平成28 年度夏季講演会」では、「折形(おりがた)」の伝承と普及に取り組んでいる山根一城氏が「武家の作法 美と品格」のテーマで講演した。
「折形(おりがた)」は600年以上の歴史を持ち、和紙で物を包む伝統的な武家礼法。山根氏は大手外資系飲料企業の副社長を退任後、伝統ある「折形」を後継。豊富な経験をもとに、企業の危機を未然防止する仕掛けづくりと、危機発生時のスキル指導の専門家としても活躍している。
講演の概要は以下の通り。
折形とは室町自体に作られた紙で進物などを包む時の礼法。
山根氏は折形の継承者であった父の他界とともに、14年ほど前に、大手飲料メーカーを早期退職して、勉強を始め、あらゆる古典などから学び、この礼法を身につけた。
日本では階級により使う紙が決められており、貴族と武士、僧侶などがそれぞれの階層が決められた紙を使った。
天皇が宣旨を行う時の紙や、将軍が命令を下すときの紙もある。それらは非常に丈夫で、破ることはできず、水にぬれても内容が読めるものだ。
現在、折形は百貨店が包装して熨斗をかけて、贈り物にするという形で残ってしまった。実はこれは折形ではやっていけないことばかりだ。
折形は自分で折り包むのが基本でこれが礼法。自分の時間を使い気持ちを込めることが重要となる。
日本は世界に誇る色彩豊かな国。この国の紙と色で作られる折形の伝統を継承し広めていきたい。
なお、講演終了後の5時30分からは、関東フォームの「平成28年度 夏季懇親会」が開催された。
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