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「Digital東京」で「新橋駅SL広場前の大型ビジョン」を見る人の動向を検証 Oxyzenら

【2022年3月14日】Oxyzen(オキシゼン)はこのほど、都内で屋外広告媒体を運営するサーチとともに、新橋駅SL広場前の大型ビジョンで「Digital東京」に関する実証実験を行った。

「Digital東京」は、オフラインデータ(スマートフォンが発するSSID)を独自開発のWi-Fiセンサーで取得し、人々の動きや属性の把握、効果測定用のサービス。
小型のセンサーを置くだけで気軽に周囲の人々の集団の属性や興味、行動などを可視化できる。

屋外広告のターゲットは、オンライン広告のような個人ではなく集団で、属性も集団として認識するという。人数ボリュームだけではなく、屋外広告の前にどのような人々が集っているのか、その人々はどこへ向かい、目的は何なのか、また、それらは日々あるいは時間単位でどのように変化するのかなどを認識する。
これにより、表示される広告を視聴する人々にとって、より親和性の高いもできる可能性がある。

「新橋SLビジョン」での実証実験では、約2カ月間、同所に集まる人の属性や、どのような消費動向なのかを調査した。
例えば、新橋駅SL広場の人々がどのようなカフェを利用しているかを見ると、椿屋珈琲が最も多いことが分かった。
また、行き先は、烏森神社エリアが圧倒的に多く、汐留や桜田公園エリアも多いことが分かった。
目的はショッピングに加え、企業と放送局(日テレ)、シェアオフィス、社団法人を合算するとビジネス目的が最も多い。

サーチでは「当社のOOH媒体広告効果可視化サービス「OOH Analytics」と組み合わせることにより、広告媒体設置エリア内往来者の属性や趣味・嗜好・消費動向など、様々なデータを把握することができた」とし、「これにより、広告主と広告接触者のエンゲージメントを飛躍的に上げることができると期待している」としている。

Digital東京
https://digitaltokyo.io/

 

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