【2026年5月29日】電通グループは世界56市場から収集したデータに基づく広告費成長率予測の最新版を発表した。
2025年の世界広告費は前年比5.8%増となり初めて1兆ドル(約159兆円)を超えた。当初2026年に到達する見込みだったが1年前倒しでの達成となった。

2026年は前年比5.0%成長で1兆600億ドル(約169兆円)に達する見通し。FIFAワールドカップ2026やミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック、各国の選挙といった大型イベントが成長を後押しする。
成長をけん引する業種は政府・社会・政治・団体(12.8%増)、テクノロジー(12.5%増)、飲料(10.9%増)など。地域別ではAPAC(日本含む)が5.9%と最も高い成長を予測する。
媒体別ではデジタル広告が全体の69%を占める見込みでリテールメディアは12.3%増と二桁成長を維持する。コネクテッドTVも広告付きサブスクリプションモデルの拡大を背景に11.5%の成長を予測。一方でAIの進化や検索環境の変化を受け検索広告の成長率は3.4%へ鈍化する見込みとしている。
2027年は前年比5.5%成長を予測。AIや自動化技術の進展により2028年までに広告費全体の75%がアルゴリズム主導になるとしている。
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