【2022年8月30日】「第75回広告電通賞」は、総合賞にサントリーホールディングスを選出した。
広告電通賞は、1947年12月に創設された日本で最も歴史のある総合広告賞。「広告電通賞審議会」によって運営されており、優れた広告コミュニケーションを実践した広告主を顕彰することで広告主の課題解決の道を広げ、日本の産業・経済・文化の発展に貢献することを目指している。
選考は全国の広告主や媒体社、クリエイター、有識者ら約500人から構成される選考委員により行われる。
「フィルム広告部門最高賞」の企業広告「人生には、飲食店がいる。『不思議な場所』」
総合賞は、広告活動全般にわたり特に優れた成果をあげた広告主に贈られる賞であり、同社は3年連続、通算25回目の総合賞受賞となる。
今回は「フィルム広告」「ブランドエクスペリエンス」の2部門での最高賞と、「フィルム広告」「OOH広告」「ブランドエクスペリエンス」「イノベーティブ・アプローチ」の4部門で5つの金賞を受賞した。
「ブランドエクスペリエンス部門最高賞」の企業広告「人生には、飲食店がいる。」
総合賞のサントリーホールディングスが受賞した最高賞は、「フィルム広告部門最高賞」の企業広告「人生には、飲食店がいる。『不思議な場所』」と、「ブランドエクスペリエンス部門最高賞」の企業広告「人生には、飲食店がいる。」の2点。
今期あの応募総数は1206作品。選考対象の作品は、2021年4月から2022年3月(「ブランドエクスペリエンス部門」「エリアアクティビティ部門」は2021年3月から2022年3月)までに実施された広告。
主催者は作品の傾向を「長引くコロナ禍において、新たな日常のあり方への前向きな提案が多くの応募作品において表現されていた点」としており、「SDGsをはじめ社会的な課題に取り組んだ作品も多く見られた」という。
選考ではまず、7部門の最高賞と金賞、銀賞に加え、名古屋と九州、北海道3地区の地区賞・準地区賞、さらにSDGs特別賞が選出された。
つづいて、記録に残すべき優れたコミュニケーションとして推薦があった場合にのみ審議される特別賞が選出された。
最後に、最高賞・金賞・銀賞の受賞結果から総合賞が選出され、入賞全59点が決定した。
なお、贈賞式は10月25日(火)午後3時から、グランドプリンスホテル新高輪で開催される。
タイトル:第75回 広告電通賞贈賞式
日時:10月25日(火)15:00開始(予定)
場所:グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール
賞名:広告主名の順
総合賞:サントリーホールディングス
プリント広告最高賞:アース製薬
オーディオ広告最高賞:大塚製薬
フィルム広告最高賞:サントリーホールディングス
OOH広告最高賞:クロススペース
ブランドエクスペリエンス最高賞:サントリーホールディングス
エリアアクティビティ最高賞:Mizkan
イノベーティブ・アプローチ最高賞:クロススペース
特別賞:パイロットコーポレーション
SDGs特別賞:ツムラ
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