【2025年5月7日】サトーは、液体入りガラスボトルに対応したRFIDタグと連携する棚卸機能を、リレーションデザイン研究所が提供する業務用ワイン管理アプリ「winecode」内で実装し、提供を開始した。
同社は、自動認識技術を活用したソリューションなどを行う企業で、1940年の創業以来、90を超える国・地域で事業を展開し、2024年3月末時点での連結売上高は1,434億円。
新たに提供されるアプリはWeb、iOS、Androidに対応しており、RFID対応の棚卸機能を通じてワインや日本酒などの在庫管理をデジタル化する。試験導入を行った飲食店では、約200本のワイン在庫の棚卸を60秒未満で完了し、業務の効率化と省力化が見込まれている。
飲食店や酒販店では、これまでワインラベルの目視確認とExcelや紙帳票による手作業での在庫管理が主流であった。ワインはセラー内に1本ずつ保管されることが多く、銘柄の判別にも専門知識が求められることから、棚卸作業にはソムリエなど有資格者が多くの時間を要していた。
サトーが開発したRFIDタグと連携機能は、こうしたアナログな業務プロセスを改善するものであり、酒類を日常的に扱うインポーター、メーカー、飲食店、ホテル、酒販店などにおける業務DXを支援する。
winecodeアプリ内へのRFID棚卸機能の実装(Web/iOS/Android対応)
https://site.winecode.app/
サトー製の液体入りガラスボトル対応RFIDタグ
https://www.sato.co.jp/about/news/2024/release/09-11-1.html
RFID対応ラベルプリンタ「SCeaTa CT4-LX RFID」
https://www.sato.co.jp/products/printer/ct4-lx-rfid/
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