モリサワ　Web制作プラットフォーム「Wix.com」に日本語フォント200書体の提供を開始　2億8200万人以上利用のWeb制作プラットフォーム

【2025年4月25日】モリサワは、Web制作プラットフォーム「Wix.com」に、日本語フォント200書体の提供を開始した。

UD新ゴ、A1ゴシック、リュウミンなど、書籍・広告などで広く使用されている書体に加え、ゲーム、アニメ、YouTube字幕などにも適したデザイン書体を含む多彩なラインナップとなっている。

「Wix」は、世界で2億8200万人以上が利用するSaaS型Web制作プラットフォームで、豊富なテンプレートと直感的な操作性により、初心者からプロまで幅広いユーザーに利用されている。日本市場でのユーザー拡大に伴い、日本語フォントの充実が求められていたことから、今回の採用に至った。

提供された書体群は、可読性に優れた明朝体やゴシック体に加えて、ユニバーサルデザイン（UD）フォントも含まれる。視認性や判別性を重視したUDフォントの搭載により、Webアクセシビリティの向上も見込まれている。これにより、日本語Webサイトにおけるデザイン表現の幅が大きく広がるとともに、ブランドイメージやユーザビリティの向上にも寄与する構成となっている。

なお、今回のフォント提供を記念し、2025年5月29日（木）午後4時から、モリサワとWix、「Web Designing」の3者共催による無料オンラインセミナーが開催される。セミナーでは、ライゾマティクス／フロウプラトウのアートディレクター木村浩康氏を迎え、実制作の事例をもとに、フォントの選定・活用法や最新トレンドを紹介する。

セミナーの形式はZoomによるオンライン限定配信で、参加対象はWeb制作・グラフィックデザインの実務者や、フォントに関心のある企業担当者など。参加費は無料で、事前申込が必要。

申し込みは以下から
https://webdesigning.book.mynavi.jp/wix-morisawa-webinar-may2025